

車で走っていると、野生動物(特に草食動物)は近くまで行くと走って逃げていくのですが、家畜(牛やヤギ、羊)はなかなか車が通る道を開けてくれません

ぶつかりそうな所までゆっくり進んでいっても、なかなかどいてくれません。本当におっとりしているという感じです
近くまで寄って、クラクションを鳴らしたり・・・、結局はこちらが道を迂回してよけて通ることもしばしばです。それでも面白いことに、車ではなく実際に歩いて寄って行くと、触られたくないのかすぐに避けていきます

やはり、車と人間の違いは大きいようです
サファリでは車が必要なのだと感じます。ある程度の距離を保たなくてはなりませんが、特にライオンなどは、結構近くまで寄って行っても逃げません
しかし、それが車から降りてじかに近寄れば、大変なことになります
(危険なので絶対に降りないでください
)長い歴史の中で家畜は人間とともに生活してきた動物だと実感します
そして、マサイの人達はその家畜と野生動物達とうまく共存してきた、ナチュラリストという事ですね
