洪水の被害 | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

こんにちわ。フランシスです。

ケニアの雨のニュースを前回お知らせしましたが、雨の被害が広がっていて心配です。

豪雨によって、ケニアからインド洋へと流れるタナ川が氾濫しています。その勢いは1万ヘクタールのバナナ農園を破壊しました。そして700人の家が壊されたり流されるなどの被害を受けています。

ケニア南西部のブラという街では、洪水被害の地域から200世帯が避難しています。水位は現在も上昇しています。

さらに川ではワニの数が増加し、人々に危険が迫っています。

また、大地溝帯にあるケリオ谷の大部分では、洪水で橋が流され交通手段がない状態です。近隣地域からの食料に頼っていた多くの地域では、何千という人々が食糧難に苦しんでいます。

この雨が続くようであれば、1月の学校再開も難しいと警戒されています。

これ以上被害が広がらないようにと強く思います。