
現在、マサイマラ国立保護区にヌーが徐々に移動して来ているそうです

ヌーたちを見るために毎年多くの観光客が訪れます。選挙の暴動以来、観光客が激減しましたが、これをきっかけに回復してくれることを願います。
また先日、マサイ族のヤギをライオンが襲ったとの事です。しかし飼い主がライオンと格闘し、ライオンを追い払ったそうです。とても信じられない話ですが、もともとマサイ族の男性は成人と認められる為に、ライオンを殺さなくてはなりませんでした。現在ではその様な儀式はなく、今回の様な危険なケースを除いては、ライオンを殺してはいけません。
野生動物の生息地で共存しているマサイ族にとっては、こういった事も生活の一部となっているのかも知れません。考えてみれば、ライオンの群れがいる場所から200m程しか離れていない所を、平気で歩いているマサイの人はごく普通にいます
