東海プロレス20周年記念興行
11/13結果詳細です!
<第5試合>1/60
JWA東海選手権試合
(王者)野崎王我vs紅林寛暁(挑戦者)
記念すべき20周年記念興行のメインは、
東海選手権試合。
昔のイメージを想像していたお客様方、
"黒"野崎いかがでしたでしょうか
カッコイイ?

東海プロレスチャンピオンとして、
実に16度の防衛に成功しているんですよ!
そして、チャレンジャーは、
"一度も勝ったことのない男"紅林寛暁。
デビュー2年半、しかも未勝利のクレバヤシ選手を、
大舞台に抜擢した脇海道代表は、
「東海プロレスの未来を見せたいという思いがあるんだよね」っと
カードを決定した際に語っておりました。
さてさて、
一体どんな試合となったのでしょうか。

このシーンは印象に残りました。
本来なら青コーナーに立つべき、豊田博。
左腕の骨折は、紅林選手のキックをガードしたときに負ったもの。
悔しい思いを持ちつつも、
自らコーチした紅林選手を後押しするためにセコンドにつきます


東海の20年を知るお客様に向かい、
ベルトを掲げる三矢レフェリー。

いよいよ始まります。

ぎっしりの観客席から、
二人に視線が注がれます。

ファーストコンタクトは、やはりロックアップ。
やや形を崩しながらも、チャンプがロープへ押し込んでいきます。

自らの緊張を振り払うかのように、
果敢に打っていく紅林。
これに応じる野崎。

ドロップキックを同時に打ち合う!
しかもこの高さ!

野崎選手の表情は、まだまだ品定め中といったところか。

互いに足を取り、首を狙い、腕を極めにかかる。
紅林、しっかりついて来いよっと言っているように見えます


このペースがしんどいのか、
すこし間をとる紅林選手。
再度、仕掛けた攻防では

逆エビ、フロントネックロックなどで、
優勢に立つ場面も。

勢いに乗って、突進した紅林選手を
フロントキックで迎え撃つ野崎選手。
見事に顔面を捕らえた!


続けてコーナーに突っ伏したところへ、
これまたフロントキック!
とどめにミサイルキックを狙った野崎選手!

しかし、これは紅林選手が下からの迎撃に成功!
場内からはどよめきが!

このチャンスを逃さず、
ラマヒストラルで丸め込むも2カウント!

いつもは走りこんでのサマーソルトドロップを、
今日はコーナー2段目から敢行!
紅林選手、攻勢か。
っと思いきや、
瞬時に切り返しに成功したチャンピオン。
初公開の、

踏み潰しキック!
この紅林選手の首の角度

最近の野崎選手のお気に入りがこれ。
コブラクラッチのように相手を捕らえて、
引き倒して、下から極めて、
逃げようとしても引き倒して、下から締め続けて、
最後はブリッジしながらギブアップを迫るという、
野崎選手の、チャンピオンらしい"意地の悪い"技

さっきの踏み潰しキックといい、これといい、
いわゆる"非道い"技が、野崎選手のスパイスとして効いていますよねぇ。
やられる方はたまったもんじゃないでしょうけどねぇ。
でも、
いつもならこの辺りで勝負は決する気配なんですが、
ここからがこの日の紅林選手は違いました!


野崎選手の突進をキックで止めると、

顔面キックのお返しだ!
間を置かずに決めた、

ダイビングチョップは温故知新な一発!
得意の串刺しダブルニー!からの

スリングブレイドォ!
この勢いのまま、
チャンピオンに土をつけることができるのか。
続きは後編へ!
