『日本アカデミー賞授賞式』を見ていると、

 

阿部サダヲさんが、

 

「池井戸潤さんが、優秀脚本賞を受けたのを

 

見つけた。」と、言っていました。

 

 

彼が主演の映画『シャイロックの子供たち』は、

 

WOWOWで、テレビドラマを放送終了後に、

 

映画が上映されました。

 

 

私は、そのスケジュールを受けて、

 

映画が、解決編では?

 

と、予想をしたのですが。

 

外れたようで。。。

 

 

WOWOWで、映画も放送していましたが、

 

少し似ていながら、違う内容。

 

 

つまり、このオファーを受けて、

 

原作の池井戸潤さんが、

 

自ら、違う内容に脚本を書いたのでしょう。

 

 

もしかすると、テレビは、

 

テレビ側が、制作権を持って行き、

 

途中から、原作と大きく離れていきましたが、

 

映画で、自分のやりたいように!

 

ということで、脚本を書く条件で、

 

制作を認めたのでしょうか?

 

 

以前から、何度もお話ししていますが、

 

彼の小説は、結末が明確に描かれたものが少なく、

 

映像化して、自らの解釈を自由に表現することを

 

誘発する内容。

 

 

読者にも、結末を自ら、

 

考えることを要求します。

 

 

そのため、多くの小説が、原作として、

 

ドラマ化、映画化されてきましたが、

 

どれも、小説から、逸脱したものばかりです。

 

 

今後は、映画の脚本も、

 

出来る範囲で、やっていこうという

 

考えなのでしょうか?

 

 

コロナ禍の頃から、

 

小説の発表が少なくなった気がしています。

 

 

ファンとしては、もっともっと、

 

小説を発表していって欲しい!

 

と、熱望しています。