TBSテレビ日曜劇場『半沢直樹』を見て、
ドラマが見ず、小説を読んだことがなかった私が、
池井戸潤さんの小説をコンプリートし、
彼原作以外のドラマも見るようになった私。
池井戸潤さんの小説は、
全てをはっきり解決することなく、
読者に、解決を委ねるため、
ドラマ化されると、
大幅に、脚色が追加され、
全く、違う内容になるものが多く、
原作を読んだ人も、新たなものを見る感覚で、
楽しめる半面、原作書、池井戸潤さんは、
どう思っているのか、ヒヤヒヤします。
今、『セクシー田中さん』のドラマで、
大問題となり、池井戸潤さん原作ドラマが、
気になりました。
かつて、ご本人のインタビューで、
「ドラマ化を承認した後は、
お任せします。」というのを見ましたが、
毎回、ご本人が、現場に、姿を現すそうで、
もしかすると、変えられるのを、
プレッシャーを与えに行っているのでは?
と、思ったりしています。
最近では、「ストーリーのチェックをする。」
と、答えた記事も見かけますが、
彼や、事務所は、どう思っているのでしょうか?
ドラマだけでなく、映画化も増え、
特に映画では、題名はそのままですが、
内容は、まるで、オリジナルになっているものもあり、
更に気になっています。
私としては、まだまだ、映像化されていない小説があり、
見てみたいものが多いので、
どんどん、過去の作品も、
映像化されるのを期待しています。
直近のドラマの『ハヤブサ消防団』も、
小説では、書き足りない物足りなさを感じましたが、
ドラマでは、描きすぎだろ!
と、思うほど、話を膨らませたり、
演出に工夫が凝らされていて、
とても、楽しめました。
『半沢直樹』の第2シリーズの放送直後に、
第1シリーズ前の小説が発表されており、
昔の半沢直樹のドラマ化も、
期待していますし、
ドラマ化されていない『花咲舞が黙ってない』の
ドラマの後のお話しの小説のドラマ化も、
首を長くして、待っています。
主要なキャストのキャスティングが難しくなるなど、
同じ局でのドラマが難しく感じますが、
是非、新たなテレビ局で、ドラマ化を待っています。
それが難しければ、新しい媒体で。
そうなれば、いままで、避けていましたが、
加入しなけらばならないですね。