今大会、3000mから500m、

 

そして、団体パシュートと、

 

5種目に出場する高木美帆選手。

 

 

緒戦の3000mは、6位に終わりましたが、

 

その後の1500m、500mと、

 

銀メダルを獲得しています。

 

 

最初の3000mは、

 

序盤、問題なく見えましたが、

 

最終ラップで、ふらつくほど

 

疲れているのが、明かでした。

 

 

TBSテレビ『サンデー・モーニング』で、

 

500m金銀メダリストの清水宏保さんが、

 

会場でレースを見ていたそうで、

 

「試合が始まった途端、多くの観客が入り、

 

とっても、室内温度が上がったのが、

 

分かった。」と、言っていました。

 

「そのため、氷が解け、

 

滑るのに力が余計に要るようになったので、

 

後半、疲れたのでは?

 

 

前半の組は、皆、そんな条件だったので、

 

記録が悪かったが、製氷の休憩時間に、

 

大幅に温度を下げたので、

 

後半の実力者たちは、

 

一気に、記録を上げ、金メダリストは、

 

オリンピック記録を出して、勝った。」

 

と、言っていました。

 

 

この経験があったので、

 

その後のレースで、オリンピック記録が多く出、

 

世界記録も出たのは、

 

気温を下げることを学んだからなのかもしれません。

 

 

北京の会場は、海抜が低く、

 

特に長距離では、世界記録が出るはずのない

 

会場なのに、出たのが、不思議でなりませんでした。

 

 

オリンピックでは、プレ大会を、

 

世界のトップ選手を集めて行うのが

 

義務付けられています。

 

 

しかし、今回は、コロナによって、

 

国内選手や、競技関係者で模擬レースをするなど、

 

まともな、リハーサルをしていません。

 

 

リハーサルは、会場のテストだけでなく、

 

運営スタッフの経験のためでもあるわけで、

 

今大会は、素人による運営となってしまったように

 

思えてなりません。

 

 

なぜ、競技連盟のスタッフが、

 

主体となって、競技を行わないのでしょうか?