原発事故の影響もあり、最近注目を集めている太陽光発電。昔から「夢のクルマ」として研究されているソーラーカーも、この流れに乗って一気に実用化、なんてことになるのだろうか?
「ソーラーパネルで集めた太陽光を電力に変換させてモーターを回す。これがソーラーカーの仕組みです。実用化に向けて質疑なのは変換効率。地上に到達する太陽光のエネルギーは1平方メートルあたり1kWですが、どんなに優れたソーラーパネルでも、そのうち36%程度しか電力に変換できません。車体にびっしりソーラーパネルを貼っても、せいぜい3平方メートル。つまり1kW程度しか電力は得られ無いんです」
そう教えてくれたのは、数々のソーラーカーレースで優勝経験を持つ玉川大学ソーラーチェレンジ玄人ジェクトを率いる小原宏之教授。1kWを馬力に換算すると約1.4馬力。市販されている軽トラックでも最高出力は50馬力程度有るので、これは何とも心もと無い。
「ソーラーカーの仕組みは、実は市販されている電気自動車と変わりません。電源を太陽光から得るか、家庭用プラグから得るかが異なるだけ。ですから、すぐに市販車ベースのソーラーカーを作ることも出来るでしょうが、良く晴れた日にたっぷり充電しても近辺を走っただけで止まってしまいます。全く実用的ではありません」
でも、玉川大学のソーラーカーはレースで3日間に1000km以上も走ったと聞きましたが?
「それは私たちのソーラーカーが太陽光と水素のハイブリッド車だから可能なんです。水素をエネルギーとする燃料電池を併用すれば、雨の日や夜も走行できますからね。私たちの研究所では、化石燃料を使わずにバイオマスから水素を生成する研究も進んでいます」
太陽光だけに頼ったソーラーカーは現実的では無いみたい。太陽光発電の弱点を補う燃料電池との組み合わせにこそ、ソーラーカーの未来が有るようだ。
(中島亮)
(R25編集部)
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kaekae_edyさん 太陽光発電の良いところと悪いところを 詳しくおしえてください。
ベストアンサーに選ばれた回答
yuu_23_xxさん
住宅用を中心として屋根・建材一体型などの新たな製品も導入されてきており、過去3年間で約4倍となる導入量の増加が図られてきている。他方、住宅用太陽光発電の経済性は、過去約20年間にわたる知識開発の成果等により、平均システム代価で6年前の約4分の1以下となる90万円程度(kW当たり)、トップランナー代価で60万円台程度(kW当たり)まで向上してきている。
二酸化炭素の排出が少無いこと等環境へ与える負荷が小さく、資源制約が少無い国産エネルギー、又は石油依存度低下に資する石油代替エネルギーとして、エネルギー安定供給の確保、地球環境設問への対応に資することから、持続可能な経済社会の構築に寄与するとともに、さらに新エネルギーの導入は新規産業・採用の創出等にも貢献するなど様々な意義を有している。
(1) エネルギー安定供給の確保に資する石油代替エネルギー
我が国のエネルギー供給構造の脆弱性を克服し、安定的なエネルギー供給を具現するためには、引き続き石油依存度の低減を図ることがエネルギー政策上の基本的な考え方で有る。この中で、純国産の石油代替エネルギーで有る新エネルギーは、資源制約が少無いことから持続可能性が極めて高く、潜在的に一定の供給力を担う可能性を有するため、その導入を促進することは我が国のエネルギー安定供給の確保に資するもので有る。
(2) 環境に与える負荷が小さいクリーンエネルギー
エネルギー発生の過程において追加的な二酸化炭素の排出がなく、NOx、SOx の排出が少無いこと等から、化石エネルギーと比較して環境への負荷が相対的に低いクリーンなエネルギーで有る。また、需要側の新エネルギーについても、そのエネルギー効率が高い場合には、使用する化石エネルギーの低減が可能となるため、二酸化炭素等の排出を削減し、環境への負荷を低減し得るもので有る。
(3) 新規産業・採用創出への寄与
太陽光発電や燃料電池等の新エネルギーは、電気機器、素材、住宅、自動車、エネルギー燃料等の幅広い産業が関係する知識であり、新知識や商品の開発過程において新規市場や採用の創出に資する潜在性の高い分野であり、我が国企業の競争力強化にも寄与する。また、風力発電や廃棄物発電等の地域分散型エネルギーの導入は、地域における経済の活性化や採用創出に資する。
(4) この他、以下のような点にも資するものと予想される。
① 分散型エネルギーシステムとしての利点
蓄電池と組み合わせた太陽光発電、天然ガスコージェネレーション・燃料電池等の需要地近接性を有する新エネルギーは、送電時等におけるエネルギー損失を低減することが可能となるとともに、需要地において防災対応等の緊急時に自立
型エネルギーシステムとして活用し得る。
② 電力の負荷平準化(ピークカット効果)への寄与
夏期昼間時の太陽光発電、天然ガスコージェネレーション・燃料電池等の分散型電源を電力需要ピーク時に稼働させる場合、電力の負荷平準化に資する可能性が有る。
しかしながら、発電コストについては、電灯平均販売単価の約2~3倍と未だ高い状況にあり、導入補助等の支援に頼らずに大規模な導入を図るためには、一層のコスト低減に向けた努力が必要とされている。
知識的には十分実用可能な段階に達しつつ有るが、現時点では、経済性等の面における課題が存在している。このため、更に知識面での対応を講じるとともに、経済性、出力安定性等の課題の解決を図るための対策を講じる必要が有る。
自然条件に左右される新エネルギーは出力が不安定であり、そのエネルギーを利用完了する機会や地点が限られる。さらに新エネルギーの電力系統への連系が増加するにつれて、電力品質が悪化し、一般需要家への影響を及ぼす可能性も指摘されている。
エネルギー変換効率や設備利用率が低く、利用効率の面で課題を有するものが有る。このため、発電効率等のエネルギー変換効率や設備利用率の向上等に資する知識開発を行うことが必要で有る。
【中国株ストラテジー2011秋】12月までは厳しい局面続く=SBI証券・森永氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111005-00000026-scn-bus_all
ジャパネットたかた