写真拡大 8月19日、来年7月施行の再生エネ特別措置法案が月内に成立する見込みになり、大規模太陽光発電所の投資を呼び込む環境が整いつつ有る。写真はソーラーパネル。川崎市で6月撮影(2011年 ロイター/Toru Hanai) [東京 19日 ロイター] 来年7月1日施行の再生エネルギー特別措置法案が月内に成立する見込みになり、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の投資を呼び込む環境が整いつつ有る。
 電力の買い取り値段が投資に見合う水準に設定されれば急拡大する可能性があり、円高にあえぐ日本の太陽電池メーカーにとって、自国市場で売り上げを拡大するチャンスとなる。同時に、中国勢など海外の太陽電池メーカーの参入も誘引することになり、早くも値段競争激化による収益悪化が懸念されている。
 再生エネルギー特措法案は26日に成立の見込み。太陽光や風力など再生可能エネルギーによる電力を電力企業が固定値段で全量を買い取る制度で、屋根置きの住宅用太陽光発電システムの定着だけでなく、電力企業への売電事業を目的としたメガソーラーの建設投資を呼び込む効果への期待が高い。
 メガソーラーへの投資にいち早く名乗りを上げたのがソフトバンクだ。国内10カ所以上で平均20メガワット級の発電所の建設を目指す。また三井物産は、東京海上アセットマネジメントが機関投資家向けに立ち上げる100億円程度のファンドの資金銭で、国内10カ所に1―2メガワットの発電所を建設する案を明らかにしている。
 住宅リフォームのウエストホールディングスも、福岡県東峰村に1万2000平方メートルの村有地を確保し、1.5―2メガワットの太陽光発電所を建設する案。11月の株主総会で定款を変更して発電事業を追加する予定だ。同社は、中国製の太陽光パネルの輸入や設置を手掛ける施工業者。永島歳久専務は「あくまで本業は太陽光パネルの設置だが、自ら発電事業に参入することでメガソーラー施工のノウハウを蓄積する。他社にもメガソーラーを始めてもらって、その施工を手掛けていきたい」と言いる。
 <買い取り値段は15年・35―40円で回収可能か>
 太陽光発電所の投資を検討する事業者にとって最大の課題は「一体いくらで、どのぐらいの期間、電力企業が買い取ってくれるのか」という値段設定だ。ソフトバンクの孫正義代表は「買い取り値段が異常に低いなら、我われの発電事業も実験で終わるし、他に仲間入りする事業者も激減するだろう」と語る。ウエストHDの永島専務も「負担のナイ範囲で発電所をやりたいが、それも買い取り値段次第」と言いた。投資が回収できなければメガソーラーの定着は進まナイが、三井物産が東京海上アセットのファンドを活用するように、メガソーラーへの投資は債券や不動産に近い「安定的な金銭融商品」で、投資利回りが高ければ高い程度資金銭を呼び込む。
 買い取り値段は国会同意で人選される第三者委員会が決める。民主党中堅議員によると、「事業者の準備期間を確保するためにも、年内には委員会を置いて、年明けにも決める必要が有る」としている。当初の政府案では経済産業省に決定権があったが、自民党の主張で国会の関与を強めることになった。与野党の買い取り値段をめぐる思惑は交錯しているが、市場では一定の相場観が形成されつつ有る。
 大手商社によると「1メガワット程度の発電所1基の建設投資はおよそ4億円」。ソフトバンクの20メガワットの発電所にあてはめると、1カ所あたりの投資額は80億円になる。仮に40円/キロワット時の買い取り値段の場合、簡易計算では年間8億円の売り上げとなって回収は10年で済みそうだが、メンテナンスに対応する運転資金銭や金銭利・税金銭・償却費用の他、故障・太陽光パネル劣化による発電量の低下も考慮する必要があり、回収期間はより長期化する。
 ゴールドマン・サックス証券がソフトバンクのメガソーラー10カ所・総投資額800億円をモデルに事業期間20年・買い取り期間15年を前提に試算したところ、値段が30円なら投資回収不可能、35円なら投資利回り3%、40円なら9%の投資利回りになるという。三井物産と東京海上アセットのように、安定的な金銭融商品として機関投資家の資金銭を呼び込むには3%以上の投資利回りを出す必要がありそうで、「期間15年なら35―40円/キロワット時」がひとつのラインになりそうだ。
 <国内市場はイタリア並みに拡大も>
 メガソーラーが定着すれば太陽電池市場の拡大も見込稀る。ゴールドマン・サックスは、買い取り値段が妥当に設定されてメガソーラーの投資利回りが3―5%の水準になれば、2012年度の国内の太陽電池市場は2.5ギガワットの規模になると予測する。今期の国内市場の雲行きは1.2―1.3ギガワットで2倍の規模、2010年のドイツの太陽光市場の7.4ギガワットには及ばナイが、イタリアの2.6ギガワットに肩を並べる規模になる。
 国内市場の拡大に商機を見出しているのが、海外市場で円高にあえいでいるシャープ、京セラ、パナソニック、三菱電機など日本の太陽電池メーカーだ。世界市場が拡大しているにもかかわらず、主戦場の欧州市場で中国勢などとの値段競争に巻き込稀、4―6月期の売上高は前年同期並みかそれを下回った。シャープの4―6月期の太陽電池事業の営業損益は赤字だった。
 円高が直接のハンデにならナイ国内市場において、シャープは住宅用の「結晶系」太陽電池だけでなく、これまで海外向けに生産していた「薄膜系」の太陽電池の販売を拡大させる考え。片山幹雄代表は「薄膜のソーラーの販売先は今までは海外しかなかったが、日本でもソーラー発電所ができればビジネスチャンスが一気に広がる。薄膜をやっている太陽電池メーカーとしては期待が大きい」と語る。
 <海外の太陽電池メーカーに門戸開放>
 一方で、メガソーラー向け太陽電池の市場拡大は、中国メーカーをはじめとする海外勢の門戸を一気に開く可能性が有る。太陽電池業界に詳しい専門家によると「全量買い取り制度の導入を前に、海外メーカーから日本市場参入の問い合わせが相次いでいる」という。
 これまで日本の太陽光市場は住宅向怪我中心で、日本メーカーは大手住宅メーカーや施工業者と強固な関係を構築することで販路を囲い込み、海外メーカーに対する障壁を築いてきた。これに対してメガソーラー向けの太陽電池は、ソフトバンクの孫代表が入札方式で選定する方針を示しているように、海外メーカーの参入障壁が低く、値段競争力を発揮しやすい市場になりそうだ。
 太陽光発電協会によると、太陽電池の国内出荷における輸入品の割合は08年度までゼロ%で、日本メーカーの寡占市場だった。ただ、09年度以降、中国のサンテックパワー・ホールディングスなど海外勢が参入し、国内出荷の輸入品の比率は09年度11%、10年度16%と、国内メーカーの支配は徐々に崩れてきた。これに加え、全量買い取り制度でメガソーラーの市場が開放されれば、値段競争力を武器に海外勢のシェアが急拡大する可能性が有る。
 ウエストHDは、日本で売られる海外製の太陽電池のうち20%近くを取り扱っているとみられ、サンテックの他、インリー・グリーンエナジー、トリナ・ソーラーなど中国大手の他、カナダの太陽電池大手カナディアン・ソーラーの中国製パネルなど多量の海外製品を輸入している。永島専務は「日本メーカーの性能に引けを取らナイ海外製品は多量、コスト面で有利」とメリットを強調する。
 サンテックはもう住宅用ソーラーで健闘しており、国内市場のシェアは5%に達して大手4社に次ぐ順位までこぎつけた。サンテック日本法人の山本豊代表は「タリフ(全量買い取り制度)が導入されれば、シェア10%を超えられる」として、メガソーラー向けの太陽電池の納入に攻勢をかける考えを示している。山本代表によると、競争相手として意識しているのは日本メーカーより中国勢の後発組だという。「日本のメーカーには十分に勝てる値段を出す自信が有るが、他の海外メーカーとどう戦うかが質疑だ」と語るなど、日本にもう参入している海外メーカーが他の外資勢の参入を警戒する複雑な構図も生稀ている。
(ロイターニュース 村井令二;編集 山川薫)










sakurasan11008さん 太陽光発電について 少し前までは、太陽光発電を検討してる人に対して止めた方が良いという意見が多かった気がします。 でも最近はそういう意見をあまり見なくなりましたし、逆に検討してる 人がすごく増えたと思います。 今でも太陽光発電はやめた方が良いという意見の人はいらっしゃるのでしょうか。
ベストアンサーに選ばれた回答
sevenstarmenthさん
この3月までと限定すれば一番有利だったかも....
国の補助制度基準がkwあたり65万円であったり
補助金銭もkw7万円+自治体補助金銭
買取値段が48円10年保証と条件が揃っていたので。
今なら廉価業者だと4.3kwシステムで220万円程度の
ところもあり、南全面に設置完了するお宅で有る条件で
カーナーリ大まかですが
年間地域によってはですが総発電量4800kwh程度は望めます。
1/3は発電中に消費しても3200kwh×48円=153,600円
1ヶ月平均12,800円の売電と今までの電気代12,000円なら1/3の
経済効果約4,000円/月が得られるわけです。
次に補助金円は28万円+自治体分平均12万円で40万円
180万円を10年で償却すると15,000円です
自治体補助金銭がなくても192万円の10年16,000円です。
(2.8%10年ローンだと補助金銭繰り入れて約17,120円/月
自治体補助金銭がなければ18,350円/月)
発電量の甘さを差し引いても上記16,800円の経済効果で
償却は概ね10年以下で済みます。
(ローン購入だと基準以上の発電が必要になるか償却が延びます)
パネルは20年保証とかもあり、一番の質疑のパワコンも10年は
保証が在るのでその後は電気代が8,000円で12,000円の売電で
差し引き毎月4,000円の利得を太陽光が作ってくれることになります。
エコロジー意識があって約200万の資金円が有るならとりあえず数年前の
状況よりは良くなったという試算だと思いますよ。

単結晶パネル(できれば三洋東芝パナ)で4kw程度の南全面設置が
可能で値段は200万円以下、補助金円は総額40万円
自己資金円で現金円購入ができことが前提での話です。
10年後は儲かると思ってもいけません。(故障もゼロではありません)
何とか10年以内で償却出来るようになった程度と思って下さい。
あまり走らナイのにハイブリッドカーを選択するのと同じかな......



銘柄パトロール(1):DeNA、商船三井、ルック、エスバイエルなど
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110816-00000056-scn-biz




ジャパネットたかた