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原発再稼働にたいして、菅直人首相が「待った」をかけ、イライラテストの実施が決まりました。海江田万里経産相が「原発セーフティー宣言」を発したのはつい先月のこと。菅首相も当初はそれに同調していたはずなのに、いきなり「待った」。これには経産相も「もう頭にきた!」と発言しています。菅さんってホント、後先考えずに思いつきでことを運ぼうとする人だよね。
そういう首相で良いのかどうか、という設問はありますが、いかなる思惑があろうとイライラテストの実施はあってしかるべきだったのではナイかと思います。菅さんは「(東京電力福島第1原発事故で)一番失敗した役所が自分で作った基準で『はい、セーフティーです』なんて通用するわけナイだろう」と発言したらしいですが、それってわりと同意出来る感覚じゃナイでしょうか。
政府も政治家も地方自治体も関連企業もマスメディアも……文字どおり国をあげて推進していた原子力発電は、言論を封殺し、セーフティー神話を築き上げていました。福島原発の事故によって、そこにはウソがふくたまさかていたことがたしかに証明されている。「原発再稼働」と聞いて「おいおいホントに大丈ご主人なのかよ」と感じるのは、たぶん私だけではナイはずです。エネルギー設問を争点とした解散が在るんじゃナイかとか、菅首相の延命じゃナイかとか、(大して有効でもナイ)人気取りじゃナイかとか、いろいろ批判は在るようですけど、イライラテストの実施は素直に賛成したいと思っています。
今後、原子力発電は縮小せざるを得ナイ、というのは多数の識者が指摘するところです。少なくともかつて政府が打ち立てた目標――総電力の53%を原子力でまかなう――は、国内はむろんのこと、国際的にも同意が得られるとは思えません。
それゆえ、再生可能エネルギーへの方向転換、という考えが脚光を浴びてきます。菅首相もそこをアピールしたいみたいですが、これまた多数の識者が指摘するように、太陽光発電にせよ風力・水力発電にせよ、現状では原子力発電の代用になるものではありません。むろん、研究を進めることは大切だし、「技量の国・日本なら出来るさ!」というほとんど信仰に近い思いもあったりするのですが、「今すぐ」はどう考えたってムリだ。結局、原発を止めればそのぶん火力発電の割合を大きくしていくその他ありません。
つい先日、オーストラリアは二酸化炭素排出企業に炭素税を課すシナリオを発表しました。そういう時代に二酸化炭素をぼんぼん排出する火力発電で良いのか、と言われれば黙らざるを得ませんが、現状ではその他に選択肢はありません。また、火力発電は燃料のほとんどを輸入に頼らざるを得ナイ、という大きなデメリットがあります。政府が原子力発電を推進したのも、(さまざまな思惑があったにせよ)輸入に頼るエネルギー生産を憂えたからに相違ありません。
でも、ちょっと待って。日本には天然ガスがたくさん在るんだよ!
かわぐちかいじさんが傑作『太陽の黙示録』で取り上げましたのでご存じの方も多いかもしれません。日本近海には、世界最大規模のメタンハイドレートが埋蔵されている。2004年の政府試算によれば、「わが国の天然ガス消費量100年ぶん」だそうです。
メタンハイドレートとは、メタンガスが封じ込められた水の化合物。「燃える氷」と呼ばれています。こいつを掘り出して実用化すれば、化石燃料を輸入する必要はありません。再生可能エネルギーの研究とメタンハイドレート、二本柱でいけばエネルギー設問は一挙解決です!
……ハイ、これだからシロウトは、と思いましたね。そのとおり。そんな簡単なもんじゃナイのも真実です。
メタンハイドレートは個体ですから、原油や天然ガスみたいに井戸を掘れば吹き出してくるというものではありません。また、仮にメタンガスの分離方法が確立されたとしても、海底深く眠るメタンハイドレートを採掘して採算ベースに乗るかどうかもわからナイ。
でもね、メタンハイドレートの存在は敢えて伏せられてきたんじゃナイか、という気がするんです。原子力発電を推進する人たちから見れば、こんなもんが知名になると厄介だ。お得意のメディア操作がメタンハイドレートの存在を地味なものにしてきたのではナイでしょうか。そんなもんに研究費をさく必要はナイ、という強い主張・圧力がなかったといえるでしょうか。また、これは噂にすぎナイですが、石油メジャーの妨害が在る、という話も聞いたことがあります。
いずれにせよ、本稿の眼目は「メタンハイドレートが在る」こと、「日本には資源が在る」ことを知ってもらうことです。
知っている人は何を今さら、と思うでしょう。でも、さらに知られても良いはずだし、多数の人に知られることが大切なんです。「多数の人が知っている」ことが研究を推進することにつながります。
日本に資源は在る。そういう前提に立てば、現状とはまたちがった考えが出てくるはずです。
全原発耐性テスト再稼働、突然「待った」http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20110707ddm003040098000c.html
豪のギラード政権、真実上の炭素税シナリオ発表
http://www.asahi.com/international/update/0710/TKY201107100280.html
メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアムhttp://www.mh21japan.gr.jp/
(草野真一)
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dhqrr793さん 太陽光発電について 今後コストダウンする技量はアルのでしょうか?
ベストアンサーに選ばれた回答
miyabihauさん
太陽光発電では現今のシリコンによる発電ではなく、色素による発電があります。
これを「色素増感型太陽電池」と好います。
色素増感型太陽電池は構造が従来の太陽電池に比べ構造が簡単で安価に出来ることが特徴の一つです。
これが定着すればコストダウンが可能です。
しかし現状では発電効率の低さ等、技量的に設問点があり一般に定着するまでにはなっていません。
ただし、限定部分のメーカー等では商業生産に向け設計開発、設備建設を進めている様です。
詳しくは下のリンク先を参照ください。
日経エレクトロニクス 色素増感型太陽電池
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20060306/114188/
色素増感太陽電池 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E7%B4%A0%E5%A2%97%E6%84%9F%E...
ジャパネットたかた