四日市の土鍋
この土鍋は30数年前の四日市の土鍋です。
四日市の最高級品の土鍋です。出てきました。大型です。使ってなかったですね。弟が急須と物物交換した物ですね。
今、土鍋の耐火土は、350円/kgします。まだまだ、安いと思いますが。今、生き残っている土鍋製造の窯屋さんは、約15トン/月、多い所は17トン/月使用します。月々の土代金は500〜600万円になります。それに、釉薬代、電気代、水道代ガス代、石膏型代金、トラックや重機代も要ります。窯の棚板の損耗費もバカになりません。そして、人件費です。自動ろくろの損耗費も要ります。減価償却費も大変な金額です。そして尚且つ、陶器製品の不良品率もあります。 もう、普通の意志と規模のお方は全部廃業しました。これだけの出費に耐えれる窯屋さんは、四日市でも限られています。
土屋の浅岡さんは、ギリギリのところで土代金を出しておられます。まだまだ土代は上がりますよ。