結婚願望が強かったはずなのに
主人に結婚の話をされた時は
ちょうど仕事が楽しくなってきたところでして
でも「今逃したら…」と考えると
やはり結婚を選びました。
もともと
主人と付き合っていた時は
大失恋した恐怖から
「別れる時がつらいから写真も撮りたくない」とかいう
変わった女子でしたが(笑)
徐々に信頼できる人から尊敬できる人に変わり、
「明日にでも結婚したい人」に変わりました。
そして、、、
結婚式は私の好きなようにさせてくれて
それはそれは
わたしにとっては
夢のような時間が流れました。
結婚後もずっとそんな日が
続くと思ってました…
主人は
すぐにでも子どもが欲しかったよう。
わたしは
「タイミングが合えば」と。
でもね、なかなかできず
なんでだろう？
なんで私たちのもとにきてくれないの？
すぐできるんじゃないの？
徐々に喧嘩にもなっていき、
立場は逆転。
わたしの方が赤ちゃんが欲しくなり
毎月、涙を流すときもあった。
お空に向かって
「神様、赤ちゃんを授けてください」と
願ったり、
「虫も命なんだから」と
蚊も殺せなくなったり、
そのときに初めて思った。
「お金で買えないものもあるんだ…」と。
服も、靴も、お化粧品も
何もいらない。
だから赤ちゃんを授けてください。
何度も思った。
携帯の待ち受け画像はもちろん
ザクロとかコウノトリとか
寝室に黄色いものを置くとか
高麗ニンジンを食べたり
養命酒を飲んだり
あらゆる迷信をすべてやってきてもできない。
そしたらだんだんしんどくなってきちゃって・・・
待ち受け画像のコウノトリさんを
見るのですら
辛くなり。。。
夫婦で話し合って
「もう少し二人の時間をもとう」
ってことになり
待ち受けも養命酒もタイミングも
すべてやめた。
そしたらその月におもいがけず妊娠。
えぇ！！！！？
その時は本当に信じられなくて
嬉しいことを通り過ぎて
「本当に？わたしママになれるの？？」
って思ったことをいまだに鮮明に覚えてる。
主人とお義母さんは
女の子希望で、
その希望通り待望の女の子が生まれてきてくれて、、、
子宝っていうけど
本当に子どもは
夫婦にとって宝なんだ！
今まで普通に幼稚園の先生として
当たり前のように子どもに接してきたけど
子どもを授かって
こんな言い表せないくらいの愛情で
育てられてきたお子さんを
わたしはお預かりさせてもらっていたんだな。。。
目に入れても痛くないほど可愛い、
それが子どもなんだなって。。。
その後、わたしたちは二人目も妊娠。
もっと不妊治療や凍結や代理出産を
お願いする人もいますよね、、、
お金じゃ買えないものもある
子どもを授かることで
とても勉強させてもらいました。
たぶん、あのときに辛い思いをしていなかったら
ここまで考えられていないこと。
そして、
主人の両親も私の両親もいなければ
わたしたちの誕生も
子どもたちにも出会えなかったこと。
今日も子どもたちがいることに感謝して
これからもママと子どもたちの笑顔があふれますように(^^)
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Jewelkitchen
元幼稚園教諭 小児科保育士 食育アドバイザー
食選力コンサルタント 谷口ひろみ
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