京極 夏彦
魍魎の匣

久々に本のご紹介でもしましょうか~(笑)

最近また京極氏の作品を読み返しておりまして。
前に紹介した 姑獲鳥の夏http://ameblo.jp/juva/day-20050214.html)に続くこのシリーズの2作目にあたります。
『京極堂』シリーズとも言われてますけど、私にはその呼び方はピンとこないのでありますが、じゃぁ、何?と聞かれても…

わからん(笑)

さて、前作の事件から2ヶ月後、小説家の関口は不可解な事件に関わってしまいます。
関口以外の登場人物が個々に関わりを持ってしまった事柄も、徐々にひとつの方向に向かっていく…
キーワードは『ハコ』
最後に収集をつけるのは、やはりあの男…。
です(笑)

今まだ読んでる最中やねんけど、からまった糸が少しずつほぐれてきてるなぁという感じのところにきております。
何回読み返しても、導入部分とか途中の説明とかがなかなか読み進めなくって…
でもこれは、ひとえに私の理解力の問題ですな(笑)ハハハハハ

話の始まり方は複雑っぽいけど、最後まで読むと
あぁ、そういうことか
と納得させられる。
まわりくどい説明も、その伏線がなければ後々の事柄も理解できないようになっている。
初めて読んだときよりも2度目、3度目になると、そのヒントみたいなのもちりばめられているのがわかってくるし。

このシリーズにおけるテーマとは言わないか、背景(かな?)にあるものが、タイトルにもなってるように「妖怪」ということもあってか、
そのへんの説明がしっかりとなされてるし、ストーリーの展開とともに日本独特のものー歴史や宗教観や風土などーとそれが近代になってどう変貌しているのか、どうなるのか…などが京極堂の言葉となって語られている。
それはこのシリーズを通して一貫していることやねんけど、それを語る上で戦後という時代背景がぴったりなんだろうなぁと、このシリーズを読むたびに感じることである。




…なぁんて、知ったようなことを言うてはいるけど、

そんな難しいこと考えなくても、1作目同様、充分に楽しめるストーリー展開ですの。

トップに出してる画像は最初に出たノベルズ版のものですが、単行本サイズになってるのも出ております。
どっちにしても…長いよ(笑)

1作目が映画になったけど、映画もシリーズ物として作ってくれるのかなぁ…
映像化されたらどうなるのかなぁ…
配役として、「あの」小説家にはミッチー希望なんですけどねぇ(笑)