「あのビルが崩れていったように、
僕の中でそびえていた何かが、
どっと崩れたのでした。」
この一言は2007年に書いた文章の一部、下の写真は、2001年の暮れに打った公演のチラシとそれに添えた文章。ここから僕のダンス活動は「独舞」に集中してゆくことになった。
個の肉体は今まさに流され続けている血の一滴一滴と決して無関係ではいられないこと、、、
という、この部分は、長年を経て未だ変わらないまま思い巡り続けている。
2001年の9.11、そして10.07。それにつづく数ヶ月に起きたことについて、その当時に「思い」「考え」「動いた」ことすべてが、いまだ毎年ふくらみ続けていることを感じずにいられない。
今日は2020年の9月11日。
あの出来事から、さらに、震災を経て放射能禍を経て、またさらにいま、コロナ禍のただなかで、あの2001年以来どうにも収まらないままの激しい振動と轟きが、身体の底のほうにどよめき続けているのを、えらく感じて、これをどうすればよいのだろうか。
そして、さらに、ここから、、、。
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