花が咲くというのは、
古い何かが燃え尽きて新しい何かに存在を託す瞬間でもあるのでしょうから、
そういう哀しみもあるから、
命が入れ替わるときの何かが心に入ってきて、
ハッとさせられるのでしょうか。

花が明るく力強いのは、
生死の仕組みがそこからこぼれてくるからなのでしょうか。
あるいは、
命が命をけずるときに光を発する、
その瞬間が花になるのでしょうか。





写真=『Landing on the lost』
テキスト=『かなたをきく』
いづれも櫻井郁也の過去作から


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