終えたばかりの舞台で、身体なるものと出会い直した感がある。

再開したレッスンでも一人一人のカラダに接し直している。

ここにきて、カラダというものが、なぜかとても新鮮である。

体重、呼吸、鼓動、それらのもつ確かさ、それらのもつ重み。

その重みをきっちりと定礎する行為。それを見つめることから始まる、心の震動。

いまとても、等身大、ということを大切に思う。

自分の踊りに対しても、他の人の踊りに対しても。

30年ほど前、そこから出発した記憶がある。
ふたたび、そこに意識が向いてきた実感。これは何を意味しているのか。

からだから、、、。

という一言が、久々にズシリとくる。