11月に上演する新作、まもなく公式告知を開始します。
いま題名の詰め。これは一つの節目。作品と観客とのコンタクトの始まりです。飛行機に例えると離陸にあたる。
言葉以前の衝動が踊りになる。言葉で表せないからこそ踊る。なのに、題名なるものがある。踊りにとって題名とは。いつも考えます。
舞手と観手が共有する一言。
必要か不要かという以上に、言葉と踊りの関係や距離や作用や飛躍について。いつも考えます。その上での作業。輪郭を見せ始めた名のない踊り。これを何と呼ぶか、、、。
ノートを見る。無数の点や線そして言葉。ビデオを見る。かなりの量の、全て無音で踊っている肉体の像。踊りながら書き記した、まだ音にならない楽譜、あるいは記号。それらを読み直し、それらが向かっている方角に、一つの言葉を置く。
今年は既に3作品発表しているが、いづれもこの新作に接近してきた感じがあります。思いやエネルギーが、ここに集まっている。
近年の集大成になるかもしれない。
5月の『サイレントシグナルズ』では自分の中に渦巻く混沌が吹き賛否両極を。7月の『死のフーガ』は短編でイベント上演だったが、久々に苦闘し自分の踊りを見直す作品となり、そして8月の長崎被爆忌で上演した『弔いの火』は熱い声をいただきながら、宿年のテーマもあって闘いが始まった感が強い。
それら全てが、今回の作品に地続きで膨らんでいる感があります。
このダンスに、名を。
新作に題名を与える作業はスリリング。それは赤ちゃんに名を与える作業に近い。作品は生命だから。
新作ソロ・公演日程
いま題名の詰め。これは一つの節目。作品と観客とのコンタクトの始まりです。飛行機に例えると離陸にあたる。
言葉以前の衝動が踊りになる。言葉で表せないからこそ踊る。なのに、題名なるものがある。踊りにとって題名とは。いつも考えます。
舞手と観手が共有する一言。
必要か不要かという以上に、言葉と踊りの関係や距離や作用や飛躍について。いつも考えます。その上での作業。輪郭を見せ始めた名のない踊り。これを何と呼ぶか、、、。
ノートを見る。無数の点や線そして言葉。ビデオを見る。かなりの量の、全て無音で踊っている肉体の像。踊りながら書き記した、まだ音にならない楽譜、あるいは記号。それらを読み直し、それらが向かっている方角に、一つの言葉を置く。
今年は既に3作品発表しているが、いづれもこの新作に接近してきた感じがあります。思いやエネルギーが、ここに集まっている。
近年の集大成になるかもしれない。
5月の『サイレントシグナルズ』では自分の中に渦巻く混沌が吹き賛否両極を。7月の『死のフーガ』は短編でイベント上演だったが、久々に苦闘し自分の踊りを見直す作品となり、そして8月の長崎被爆忌で上演した『弔いの火』は熱い声をいただきながら、宿年のテーマもあって闘いが始まった感が強い。
それら全てが、今回の作品に地続きで膨らんでいる感があります。
このダンスに、名を。
新作に題名を与える作業はスリリング。それは赤ちゃんに名を与える作業に近い。作品は生命だから。
新作ソロ・公演日程