「器官なき身体~phase1」(12/10金・20時より)のサウンド作業が終了。
サウンドロケーションして録音した音たち、
人々の声。
僕自身の声、
アルトーの声、
某シャーマンの声、
その他かなり多くの人の声が
振動しながら潜在している。
そこに、今回は2人のミュージシャンに音の提供をお願いした。
福島諭さんは新潟在住の作曲家。
濱地潤一さんは和歌山在住のサックス奏者。
お二人とも、まだゆっくり会ってお話をしたことがない。
にもかかわらず、快く引き受けていただくことが出来た。感謝、ただただ感謝である。
福島さんの音を初めて聴いて、グッと来た。そして、いくつかの曲を聴いた。
そのなかで濱地さんの演奏に出会った。
この人のサックスは、かなり凄いと思った。文章を通じて、共感もかなりあった。
音から人が聴こえる。その人のエネルギーが聴こえる。
まもなくの金曜、本番。
振動はさらなる振動へと広がり、
身体は、この振動と振動しあい、
存在の奥にある、原初と、死者と、未来の魂と、
つながって、
この世の森羅万象に結びついてゆくことができるだろうか。
とめどもない思いが、走る。

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