【カラダで音楽を調べる】
ダンスクラス、1月2回目の稽古でした。
このクラスは、感じたことを率直な身振りにして表現したり、日本人の生活から生まれた「舞踏」の基礎衝動を学びながら自らのカラダがもつ可能性を開発しようという、いわば、「自由に/自分らしく、踊る/輝く」ことを目標にしたクラスです。
感性を敏感に磨く即興や、ダンス作品がどのようにして生まれるのかをゆっくりと体験しながら、各自のダンス、ライフサイクル、美学を具体化して生活に活かしてもらいたいと思って運営しています。
先週、1月第一回は、練習再開のウォームアップとして、行い、今日から1月の本題に入りました。
たまたま出席者が少なかったので、具体的な内容を・・・。
ダンスでは、言葉や絵や音はもちろん、抽象的な気持ちの広がりにいたるまで、あらゆるイマジネーションを身体に取り入れていくことができます。
そのためには、まず、刺激を受け、その感受を心身に拡大してみる。ということが、最初のステップとなります。
このあたりのことに立ち返り、じっくりと一つの材料と向かい合ってみる、という作業を当面のテーマとしました。
なので、しばらくのあいだ、このクラスではいろんな素材(文学・美術・音楽作品をはじめとした・・・)と出会い、それをヒントに自由なイメージを納得いくまで踊ってもらうことになりそうです。
カラダをアンテナにする作業とでも言いましょうか・・・。
その最初の素材は、捉えやすいところでクラシックの楽曲にしました。
課題曲は、シューベルトの「ます」ピアノ版で、演奏家の感情移入がわかりやすく、テンポや展開がスリリングに変化する演奏です。
今日は、僕が渡した基本形(上半身は楽に構え、下半身はしっかりしたステップの反覆)を使って、拍子と同化する稽古。演奏家の気持ちの流れを感じ取る練習のベース作りを行いました。
全部で4分ほどの演奏ですが、よく聴くとすごく多様にテンポが変化し続けています。
腰を安定させ、足先を繊細にしながら曲を1フレーズづつ「つかんで」いきます。
足はいま、どんな軌跡を描いていますか?
大きく動けましたか?
からだは暖かくなってますか?
気持ちよく動けたのはどこですか?
とまどった所を解決してみましょう・・・。
この稽古では、具体的なコミュニケーションをとりつつ行います。
最初、硬い動きだったのが、曲がつかめるに連れて確実にしなやかになり、不要な力が一つ、また、一つと抜けていき、曲の半分近くまで、動きがたどり着きました。
今日はここまで!と言ったとたん、うれしそうにアリガトウと言ってもらえたのが、印象的でした。
年末までは、おおざっぱでも気ままに動く、という実践だったので、ここからは、充分に把握した上で自由に踊る稽古、「納得して動く」稽古を丁寧に行いたいと思います。
カラダで音楽を調べる作業。とても重要です。
この曲を踊れるようにしながら、色んな「アート」や各自の「リアル&現在」な気持ちなど、素材を拡げて関わってみたいと思っています。
何を踊っているのか、どのように踊っているのか、そのことを知ることは、基本中の基本かと思うので・・・。
ともかく今日は稽古のベースが出ました。来週からが、また楽しみです。
明日は土曜・基礎クラス。カラダそのものに磨きをかける時間です。
どんどん汗をかいて一週間の疲れをとり、美しいからだを目指しましょう!
クラス詳細&参加方法
ダンスクラス、1月2回目の稽古でした。
このクラスは、感じたことを率直な身振りにして表現したり、日本人の生活から生まれた「舞踏」の基礎衝動を学びながら自らのカラダがもつ可能性を開発しようという、いわば、「自由に/自分らしく、踊る/輝く」ことを目標にしたクラスです。
感性を敏感に磨く即興や、ダンス作品がどのようにして生まれるのかをゆっくりと体験しながら、各自のダンス、ライフサイクル、美学を具体化して生活に活かしてもらいたいと思って運営しています。
先週、1月第一回は、練習再開のウォームアップとして、行い、今日から1月の本題に入りました。
たまたま出席者が少なかったので、具体的な内容を・・・。
ダンスでは、言葉や絵や音はもちろん、抽象的な気持ちの広がりにいたるまで、あらゆるイマジネーションを身体に取り入れていくことができます。
そのためには、まず、刺激を受け、その感受を心身に拡大してみる。ということが、最初のステップとなります。
このあたりのことに立ち返り、じっくりと一つの材料と向かい合ってみる、という作業を当面のテーマとしました。
なので、しばらくのあいだ、このクラスではいろんな素材(文学・美術・音楽作品をはじめとした・・・)と出会い、それをヒントに自由なイメージを納得いくまで踊ってもらうことになりそうです。
カラダをアンテナにする作業とでも言いましょうか・・・。
その最初の素材は、捉えやすいところでクラシックの楽曲にしました。
課題曲は、シューベルトの「ます」ピアノ版で、演奏家の感情移入がわかりやすく、テンポや展開がスリリングに変化する演奏です。
今日は、僕が渡した基本形(上半身は楽に構え、下半身はしっかりしたステップの反覆)を使って、拍子と同化する稽古。演奏家の気持ちの流れを感じ取る練習のベース作りを行いました。
全部で4分ほどの演奏ですが、よく聴くとすごく多様にテンポが変化し続けています。
腰を安定させ、足先を繊細にしながら曲を1フレーズづつ「つかんで」いきます。
足はいま、どんな軌跡を描いていますか?
大きく動けましたか?
からだは暖かくなってますか?
気持ちよく動けたのはどこですか?
とまどった所を解決してみましょう・・・。
この稽古では、具体的なコミュニケーションをとりつつ行います。
最初、硬い動きだったのが、曲がつかめるに連れて確実にしなやかになり、不要な力が一つ、また、一つと抜けていき、曲の半分近くまで、動きがたどり着きました。
今日はここまで!と言ったとたん、うれしそうにアリガトウと言ってもらえたのが、印象的でした。
年末までは、おおざっぱでも気ままに動く、という実践だったので、ここからは、充分に把握した上で自由に踊る稽古、「納得して動く」稽古を丁寧に行いたいと思います。
カラダで音楽を調べる作業。とても重要です。
この曲を踊れるようにしながら、色んな「アート」や各自の「リアル&現在」な気持ちなど、素材を拡げて関わってみたいと思っています。
何を踊っているのか、どのように踊っているのか、そのことを知ることは、基本中の基本かと思うので・・・。
ともかく今日は稽古のベースが出ました。来週からが、また楽しみです。
明日は土曜・基礎クラス。カラダそのものに磨きをかける時間です。
どんどん汗をかいて一週間の疲れをとり、美しいからだを目指しましょう!
クラス詳細&参加方法