昨日2/1のオイリュトミークラスでは、今取り組んでいる曲の中から坂本龍一のピアノ曲の「譜読み」を行いました。
「譜読み」と言っても、ただ楽譜を目で読むのではなく、楽譜のすべての音を体で体験していく練習です。
一小節ずつ、時には一音ずつピアノで弾きながら、響きの明るさや音と音の間におこる振動を、体のテンションやゆるみ具合、立ち方やゆらぎによって体験し、定められた動きの法則を対応させていくのです。
この練習のねらいは、音楽を細部まで「くわしく聴く」ということ、そしてメロディーの流れやハーモニーを体と神経に染みこませていくことです。
この練習を繰り返すうちに、僕らは楽曲に対する主観的/個人的な印象からいったん解放され、ありのままの音の響きに気づいていきます。
またくわしく書きますが、同様の練習はコトバに対しても行われます。
詩やテクストを踊る際に、やはり単語や文脈上のイメージから離れて、発音される全ての音声を体でイメージしていくのです。
オイリュトミーでは、必ずこのプロセスを通して踊りの手順を決めていきます。
楽器の練習や子供が言葉を覚えるのとほぼ同じプロセスを体で行うわけですね。
地道な作業ですが、やり終えたときには、とても充実感があり、その先には躍れば踊るほど自由な感情を注ぎ込んでいくことができる開放的な時空が待っています。
このプロセスは、いわば、無心になって音を浴びる練習です。音感を豊かにしたい人や、敏感な感性を身につけたい人にはとてもおすすめです。
各クラスの紹介&参加方法はコチラ
「譜読み」と言っても、ただ楽譜を目で読むのではなく、楽譜のすべての音を体で体験していく練習です。
一小節ずつ、時には一音ずつピアノで弾きながら、響きの明るさや音と音の間におこる振動を、体のテンションやゆるみ具合、立ち方やゆらぎによって体験し、定められた動きの法則を対応させていくのです。
この練習のねらいは、音楽を細部まで「くわしく聴く」ということ、そしてメロディーの流れやハーモニーを体と神経に染みこませていくことです。
この練習を繰り返すうちに、僕らは楽曲に対する主観的/個人的な印象からいったん解放され、ありのままの音の響きに気づいていきます。
またくわしく書きますが、同様の練習はコトバに対しても行われます。
詩やテクストを踊る際に、やはり単語や文脈上のイメージから離れて、発音される全ての音声を体でイメージしていくのです。
オイリュトミーでは、必ずこのプロセスを通して踊りの手順を決めていきます。
楽器の練習や子供が言葉を覚えるのとほぼ同じプロセスを体で行うわけですね。
地道な作業ですが、やり終えたときには、とても充実感があり、その先には躍れば踊るほど自由な感情を注ぎ込んでいくことができる開放的な時空が待っています。
このプロセスは、いわば、無心になって音を浴びる練習です。音感を豊かにしたい人や、敏感な感性を身につけたい人にはとてもおすすめです。
各クラスの紹介&参加方法はコチラ