漫画『暁のヨナ 11』著:草凪みずほ / 白泉社

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「……お言葉に甘えて、好きなことさせてもらいました」
あれれ?今回の出だしはいつもと雰囲気が違う。
小休止回というか、幼い頃のヨナ・ハク・スウォンの昔話から。
城の外が気になるヨナを、ハクとスウォンが護衛もつけずに連れ出してしまった。
これで問題が起きないはずがない…

以下、ネタバレ感想です。



で、やっぱりヨナが攫われるという展開になるのですね~。
しかし、スウォンの手際が良すぎるw
これにはハクも驚いてたようだけれど、
スウォンと肩を並べて歩けるようにと、力をつけたんですね…
そしてスウォンもスウォンでハクに追いつこうと頑張ってたようで…
なぜこうなった!

場面は元に戻って現在。

ヨナは旅の途中も修行続行中でボロボロ;
けれどそんなヨナを見てるハクも心はぼろぼろというか、殺気が漲ってて、
ゼノに釘刺されてましたね。

「あんまり思いつめんなよ。命縮めんぞ、兄ちゃん」
「兄ちゃんは少し、死の匂いがする」
ヨナが修行して、どんなに力をつけてもヨナには手を汚させず、
スウォンを討つのは自分だと思ってるようだけれど、
ちょっとピリピリしすぎてる~。
先はまだまだ長いんだよ?

龍は死んでも代わりはいる。
でもハクの代わりはいないから、死んではダメだというゼノ。
って、龍たちにも代わりはいないといってあげるハクが優しい。

「みんないるから、兄ちゃんはちっと肩の力抜いとけ」

案外、この中でゼノが一番のお兄さんだったのかもしれない!
と思った瞬間でした。
ゼノ、マジでいいこという!
少しは肩の力が抜けたのならいいのだけれど~
ハッ!このあとハクがヨナにいわれるまま好きなことしたのはこのせい!?
余計な力を抜いちゃったからつい!?

あれは目の上にキスしちゃってましたよね~キャ
おまけにテントでは一緒になっちゃうし。
ハクの顔が目の前にくるのって、迫力あるわw

そして火の国でも育つ作物を見つけに向かった「戒帝国」でも、ハクモテモテ☆
これにヨナは本当に焼もちやいてないの?
つか、ジェハの様子もおかしいし、気になるなぁ~。
やっぱりハクがいってたマジになりかけてるってのは当たってたのか;

しかしヨナはハクを気にしつつある気配はしても、
いまだにスウォンのことは引きずってるようで…
スウォンのことが出てくると、いつも二人ギクシャクしちゃうよな;

目的だった「イザ」という作物は見つけられたけれど、
持って帰るのは難しそうだし、こっちのお金持ってないし、
これからこの一行は、どう動くのかね~。

キジャは活躍する場面がなかったけれど、
あの吊り橋でおちそうになったシーンが何とも(苦笑)
しかもそのシーンが服のトーン指定表で使われてるって、どんな愛され方w
隅っこのほうで笑わせてもらったわ。