1年ぶりくらいかなと思ったら、
前回の投稿から3年経ってました!
最近は人生の転機などもあったのですが
転機というできごとよりも毎日の暮らしの方が
はるかに大きい流れなので
特段大きく変わらないものだなと思います
昨日午後にテレビをみていたのですが
思うところがあったので、うまく書けるかわかりませんが
書いてみようと思いました
NHK総合で、
よみがえる新日本紀行→世界タクシー
という番組2つを見ました
よみがえる新日本紀行は約50年前に放送された番組の
再放送で、青森は弘前の特集。
昭和43年の弘前、津軽塗や林檎栽培、
地元のお祭りなどの映像が続きます。
映る人たちは、今からすると歯がない人が多かったり、
着物の割合が洋服より多かったり、化粧っ気がなかったりですが
カラーなので尚更、時代は少し違えど親近感を感じました。
ナレーションも、自分のイメージする戦後すぐくらいの
話し方に近かったのですが、なんとなく最近の小説を
話し言葉として話しているような感覚で耳に楽しく、
意外と頭に入りやすくてびっくりしました。
ただ、50数年前に撮影された映像なので、今自分が見ている
年配の方はもうほとんど亡くなっているのか…と思ったり、
若く見える方ももうおじいちゃんおばあちゃん、亡くなった方も
いらっしゃるんだろうな…と思うと、生き生きと映る映像も
少し寂しく切なく見えてきたりしました。
最後に、現代2018年の津軽塗の職人さんの数は当時より
大幅に減っています、とか、海外輸出用のりんごの栽培に
力を入れています、などの映像もあって、また感慨深い
気持ちになりました。
次の世界タクシーは、アイスランドの首都レイキャビクでの
タクシー乗車の様子の番組、今回は5分間のショートバージョン
でした。
ドライバーの男性に乗せてもらい走っていると、少し丘のように
なっている道沿いで、「家はこのあたりだよ、ほらその白い
建物」と男性の家が出てきます。時刻は夕暮れ時で、素晴らしい
グラデーションの空に照らされる家と、「景色が綺麗で
数年前にこの家を買ったんだ」という言葉が印象的でした。
その後また少し車を走らせると、「そこに夫がいる」と対向車を
示すドライバーさん、聞くと旦那さんは港で行われる花火大会に
行くところ。タクシーは旦那さんの車と別れ、街の教会へ。
「ここで結婚式を挙げたんだ、神父さんたちと証人2人、
僕らの6人で小さい式を挙げて、みんなでディナーをしたんだ」
と教えてくれるドライバーさん。
番組の最後、港の花火が映し出されました。
実はアイスランドには過去15年くらいずっと行きたいと
思っていて、まだ行けていません。
今回の映像を見て漠然と、いつか行けるかな、と不安に
なってしまいました。
本当に美しい景色と、ミニマルな街並み、生きる人たち
綺麗なものに触れるたび、ものすごく感動する反面、
たまになんとなく不安になってしまう不思議
本当は、欲から離れて綺麗に生きたいし思いたいのに、
全くそうはいかないものです
死ぬまでに自分はなにができるか、なんて
思ってしまいます