毎年のことなのだけれども、2月のキャンプインからオープン戦。そして、開幕を迎えるまでは、プロ野球ファンにとって最も希望的な時期でもある。12球団どこにも優勝の可能性はあるワケだし、そんな心算で「さぁ、今季はもっと応援するぞ」という気持ちになっていくファンも少なくないはずだ。その開幕前の盛り上がりこそ、プロ野球人気を支える要素の一つと言ってもいいだろう。
名古屋を本拠地とする中日Dragonsも、親会社でもある中日新聞が開幕前日には別刷りで特集号も折り込んでいる。そして、多くの中日ファンはその希望的な記事のいくつかを読みながら、「今年は、○〇が去年の倍は活躍しそうだがや」とか、「そうか、新戦力でこの選手もおるのか。これも、即戦力だわなぁ」と思ったりしながら、投手の勝ち星を肯定的なプラス思考で計算していくのも楽しみの一つだろう。そうして「このまま行ったら、90勝越えてまうがや」とか言いながら、嬉しい皮算用をしながら過ごしていくのだ。
やがて、開幕を迎えて2カード、3カードが過ぎていったところで、少し現実の様子が見えてきた時には、「まだまた、始まったばっかりだで…」とか思ったりしながら過ごしていく。しかし、とりあえず全カードが過ぎていったあたりから、今年の戦力の不足分や上手く行っていないところが見えてくる。こうなってくると、とたんに否定的な見解を述べていくファンも現れてくる。結果がついてこないということで、打たれた投手の酷評や、チャンスで打てなかった選手に対して「何で打てんのだ❢」といった声も挙がってくる。そうして、やがては監督批判や、さらには首脳陣への批判、今の時代はフロントなどへの批判も挙がってきてしまうのだ。
今季3年目となった井上一樹監督。昨季は4位だったということで「まずは、CS進出をしていかないかん。だけど、今年は調子よさそうだし、優勝争いにも加わっていくんでないの」と、希望的観測での期待が高かったのも確かだ。それに、外様ではあるが、地元中京大中京(→國學院大→楽天→ヤクルト)出身で球界の頭脳とも言われている嶋基宏をヘッドコーチとして招聘したのも大きいのではないか、とも言われていた。
ということで、期待値も高かったし、ボクとしても、今季は優勝争いには加わって欲しいし、それだけの戦力はあるのではないかと思っていた。ことに、投手陣は12球でも、セ・リーグ6球団を見てもそれなりに充実しているのではないかとも思っていた。開幕からローテーションもしっかりと守れそうだし、そんなにスキはないのではないかと思っていた。
ところがどっこいで、始まってみたら、またまた例によって打てんし、じれったい展開だ。先の甲子園での阪神3連戦のように、先制点が入って投手が好投しても、その後の追加点が取れんうちに、試合中盤以降で追いつかれてひっくり返されるというパターンも多いのだ。 そして、早くも自力優勝のチャンスはなくなったとかと言われている。
開幕してまだ1カ月も経過していない4月19日現在で、4勝15敗。借金11の最下位。首位ヤクルトとは、早くも10ゲーム差となっている。それにしても、何でこんなに勝てんのか、外から観ていても不思議なくらいだ。
15敗中の7敗がリリーフ投手陣についている。ということは、中継ぎから抑え、このあたりの核となる存在がいないということも要因なのかもしれんなぁとも思う。ボクは、連休明けにバンテリンドームを予定しとるんだけど、エエかしゃん…? とも思っている(苦笑)(*'ω'*)。





