今年も甲子園の夏が終わって10日、高校野球の今後と現実について考えてみる | (株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

(株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

ついこの間始めたばかりだと思っていたこの会社も、干支で言うとひと回りを越えて、15年目に突入してしまった。その間には、コロナ禍や事務所の引っ越しも含めていろいろなこともあったかな。そんなことを思うと、まあ、よくここまで持っているかなというところだろうか。

 今年の夏の全国高校野球選手権が終了して10日ほどが経った。それでも、「智辯和歌山・健大高崎」の決勝があったのが何だか、とうの昔のことだったような気がするのはどうしてだろうか。全国を見渡せばすでに、秋季大会を目指した新チームでの戦いが始まっている。そして、それがそのまま来春のセンバツ大会へ繋がっていく戦いとなる。だから、高校野球は忙しくカレンダーが動いているということもある。

 もう、ほとんどの学校の現場では、この秋の戦いをどうしていくのかということに頭は切り替わっている。そして、この夏休みの間に、ある程度新チームを作ってきて、このチームはどんな戦いができるのかということも試してきているはずだ。9月になって、各地区の県大会の組合せも決まってきている。

 それとは別に、3年生を中心とした今年の選手たちの、U-18日本代表の戦いもあるので、多くのメディアはそちらへ向かって動いているということもある。さらには、例によってプロ注目というか、ドラフト候補選手などの動向を伝えるメディアの動きが目立つようになるのだ。まぁ、それはそれで報道ということで言えば、仕事でもあろうし悪いことではないのだろうけれどもね。ただ、そういうことにだけ特化するのはどうなのかな…というのは、いつもボクがこの時期になると思うことでもあるのだ。

 夏の大会の運営に関して言えば、暑さ対策として、7回制にした方がいいのではないかとか、あるいは甲子園に拘らなくて、ドーム球場でもいいのではないかというような意見も出ている。さまざまな意見が飛び交っており、それらの一つひとつにも、ボクなんかは一理あるかなぁなんて思ってしまわざるを得ないこともある。

 だけど、現実に甲子園球場に足を踏み入れてしまうと、やっぱり甲子園というのは特別な場所なんだなぁ…と、聖地と呼ばれるだけのことはあるのだろうな、という事を感じさせられる。そして、この場での高校野球の戦いが100年以上も続いてきたという事実を思えば、継承文化としても、そのことは大切だと思う。だから、やはりそれを維持していくことを前提として考えていくのが最適なのではないかと、それはボクのような立場からの発言力は弱いかもしれないけれども、そう思っているのだ。

 出場49校という数が適切なのかどうかということも、今後の議論の対象にもなっていくであろう。大会期間が長すぎるのではないかということを考えると、出場校数が絞られたら、短期間で甲子園球場のみでの開催も、何の障害もないではないかという意見もある。それに、地区大会の参加校の数の差もある。最大愛知の174チームと最少鳥取の21チーム、この格差もそろそろ見直す時期なのかもしれないという気もしている。そろそろ、1県1校に拘ることもないのではないかなという気もしている。かつてのように、2県合わせての地区大会ということも考えられてもいいだろう。

 とは言うものの、そこに対して、何が正解か、どうするのがベストなのかという答えは今のところはない。おそらく、今後も夏の選手権大会のあり方は議論されていくことにはなるのであろう。

 だけど、一つ言えることは、100年以上続いている継承文化としての高校野球。そこの頂点に夏の甲子園があり、そこにはとてつもなく広いすそ野が広がっており、そのすそ野が広くて、しっかりと支えているからこそ、頂点が輝いていくのだということも忘れてはならない。