全18節のJapanラグビーリーグONEのレギュラーシーズンの日程。節を三つに分けるとすると、今週からは終盤戦となる第13節の戦いとなっている。カテゴリーを越えた、交流戦カードとしても最終節ということになる。
ボク自身は、3月になって野球シーズンにも入ってきたので、少し週末のラグビー観戦から遠ざかっていた。ということだったが、この日は4週間ぶりのラグビー観戦で秩父宮に出向いた。
29日は、リコーブラックラムズ東京のホストゲームで三菱重工相模原ダイナボアーズを迎える。
リコーブラックラムズ東京・三菱重工相模原ダイナボアーズの試合
リコーブラックラムズ東京 33(21―0/12―7)7 三菱重工相模原ダイナボアーズ
社会人ラグビー時代からの名門リコーブラックラムズ東京は、昨季は6勝12敗で勝点33の7位。今季はここまで7勝5敗と勝ち越しており、既に昨季の勝利数を上回り、プレーオフ進出も十分に視野に入る5位だ。リーグONEになって、これまでで一番いいのではないだろうか。
Dividion1昇格4期目の三菱重工相模原ダイナボアーズは昨季はリコーと同じ6勝12敗だったが
30点差以上の大敗が2試合あったなどで、勝点で及ばず26で9位だった。そして、今季はここまで4勝8敗、勝点18で10位につけている。プレーオフ進出へは、ちょっと厳しい位置ではある。
中盤の激しい攻防、黒がリコーで白が相模原
立ち上がりからの10分ほどは一進一退だったが、11分にリコーがCTB⑬ラスロー(豪)が大きくゲインしてFL⑥フィックス(NZ)に出てトライかと思われたが、TMOでその前にノックフォワードがあったということで認められなかった。こうして膠着状態が続いていたが15分にリコーはFB⑮アイザック(豪)が巧みなステップワークで相手DFも交わしてトライを決めた。ゴールも⑩中楠(國學院久我山→慶大)が決める。
形勢としてはリコーが圧倒的に攻めていたが、26分に初めて相模原が攻め込んではつチャンスを作ったものの、リコーはしっかりと防ぎ切った。そして、35分に中央から左展開でSO⑩中楠から飛ばしパスで⑮ラスローへ渡り2つ目のトライ。さらに、前半ラストプレーでも、中楠が自分で切れ込んでいってゴール下に抑えた。ゴールも決まり3トライ&ゴール差で前半終了。
相模原とリコーのスクラム、スクラム自体はほぼ互角だった
後半も開始早々の41分にもリコーは、中央付近から抜けたNO⑧ファカタバ(トンガ)がそのまま40mほどを走り切って右中間に抑え込んだ。ここまで、4トライでリコーが圧倒していた。
何とか反撃したい相模原は、71分にようやく一本返すものの機も遅かったというところか。
終了間際の79分にリコーはFL⑱がダメ押しともいえるトライをゴール左に抑える。ゴールも決まり33点となった。そして、そのままノーサイドとなった。リコーとしては、この日の試合は、攻守ともにソツがないというか、いい感じの流れの展開だった。これでプレーオフ進出も、かなり具体的に現実味を帯びて見えてきたのではないだろうか。
リコーBR東京・LW⑪西川大輔(豊明→中京大)
4月半ば並みの気候という中、相模原ダイナボアーズのサポーターも多く詰めかけていた。スタンドの応援は五分五分かという印象でもあったが、試合はホームでもあるリコーが終始自分たちのペースを崩さず快勝だった。
愛知県のフツーの公立校の豊明から中京大へ進んでプレーを続けたリコーの西川大輔も、すっかりLWとして定着している。愛知県人のボクとしては、とても嬉しいことである。



