3日に今年の第105回全国高校野球選手権大会のベスト8決めまでの組み合わせが決まった。開幕戦は土浦日大と上田西。上田西のユニフォームの漢字のお洒落なデザイン文字も楽しみだ。2試合目は、東東京から初出場となった共栄学園が昨夏のベスト4で、18回目出場の常連校でもある聖光学院に挑む形になる。そして、第3試合では、1回戦屈指の好カードとも言われている、昨夏の優勝校仙台育英と埼玉の強豪浦和学院がぶつかる。
3年連続、15回目の出場となった愛工大名電は名門徳島商と当ることになった。ボクとしては、自分の故郷でもある愛知代表と、両親の故郷である徳島代表ということでも、高校野球的ワクワク感が盛り上がっていく。
岐阜代表の大垣日大は、隣県の滋賀代表近江と対戦することになった。近江は、近年甲子園でも安定して上位進出の目立つ強豪校だ。近江ブルーと言われている、琵琶湖をイメージしたという水色のユニフォームもすっかり甲子園で定着してきている。
都立校や東京都出身のスタッフ3人が、異郷の地の岡山県で足場を固めてチームを引っ張るおかやま山陽の戦いぶりも楽しみだ。全国的にも注目されていた、大阪桐蔭を5度目の正直で決勝で下した履正社は夏は優勝した2019年以来、5度目の甲子園出場を果たした。出場すれば、やはり強豪であり、優勝を狙えるだけの戦力は十分にあるだろう。
優勝候補としては、その履正社をはじめ近江、智弁学園の近畿勢。連覇を狙う仙台育英、甲子園の本塁打記録保持者として歴史的な選手でもある清原和博の息子がいることで話題になっている慶應義塾も強い。さらには、注目の大砲がいる広陵と九州国際大附に花巻東、好投手のいる専大松戸あたりの名前が挙がっている。ただ、抜けた存在がいるわけではない。昨夏の下関国際のように、大会を通じて勢いをつけて勝ち上がっていくところも出てくるかもしれない。その山口からは、今年は宇部鴻城が出場する。花巻東との初戦を制したら、一気に駆け上がっていく可能性もありそう。何せ、山口代表は下関商、早鞆、柳井、宇部商など準優勝が多いのだから要マークだろう。
初出場は6校で、いずれも春夏を通じての初の甲子園ということになる。共栄学園は女子バレーの強豪として知られている。鳥栖工は高校駅伝で実績がある。高知中央はかつて、ラグビーで花園に出場している。浜松開誠館は昨春の東海地区大会で優勝して一気に飛翔してきた。元中日出身の佐野心監督は、2008年に常葉菊川を決勝まで導いた実績もある。グレー地に強烈な赤色のインパクトのある文字は、一度見たら強烈に印象に残るユニフォームでもあり、ひとしきり話題にはなりそうだ。ユニフォーム話で言えば、福井代表の北陸もかつての阪急ブレーブスを髣髴させるデザインで、今春センバツでも話題になった。
こうして、展望をしていきながら、話題を拾ったり、記憶を導き出していくのも、甲子園を前に楽しみの一つである。



