メディアでは、WBC(Word Basebll Classic)で大騒ぎしています。こうしてみると、やはり日本のスポーツメディアにとって野球というのは、一番大きな存在なのだなぁということを再認識せざるを得ない。というか、歴史的にも日本のスポーツメディアの発達と、日本のスポーツ普及は野球をキイとして共存共栄してきたというのは、ボクの持論でもある。それを今回も、改めて確認しているに過ぎないのだけれども…。
それに、今の時代、やはりインターナショナルレベルというか、世界の舞台で戦うということ、の意義が大きいのだろうとも思う。
まあ、いささかへそ曲がりというか、メディアに踊らされながら付和雷同することを必ずしも良しとしていないボクではあるのだけれども、野球好きとしては素直にWBCに同化している。もっとも、そうそういう中で始まっている高校野球の春季大会ブロック予選も大事だと思っている。ことに、今は特に公立校においては部員確保の苦悩も今まで経験したことのないくらいの難しさだという。少子化ということだけではすまされない現実もあるようだ。
それでも、思いのある高校指導者たちは「どうやって野球の楽しさ、面白さを伝えていくのか」ということと「野球を通じて人間性長をさせていってあげたい」という思いをもって、部活動の指導に心血を注いでいる。そして、ボク自身も、そういう教員と接していくことで、いろんなエネルギーを貰えて刺激を感じていかれると思っているのだ。
そんなことを思いながら、野球の現場へ足を運ぶことのできる春がまたやってきたのだ。そうした思いもまた、ボクとしては嬉しい。
「高校野球は生ものである。だからこそ、日々の動きの中で、常に目を注いでいって欲しい」
ということを、ボクが最初に高校野球の書籍を刊行した時に、ある現場の指導者からの手紙で言われたことは今でも、ボク自身の根底に置いていることである。
季節の移ろいの中で見ていく高校野球と、年年歳歳の中で観ていく高校野球。毎年同じようで、決して同じではないということの素晴らしさ。それは、まさに生ものであるからこそのことなのだということを感じている。
そして、少なからず、高校野球の素晴らしさや面白さ、あるいは、その魅力と世界の奥深さなどを伝えていくことを一つの生業としている身でもある。だから、ボク自身も、毎年訪れる球春の中で、去年と同じではないフレッシュさを感じていかなくてはいけないとも思っている。
今年の春も、そんな思いを抱きながら現場へ足を運んでいる。
そこで、関係者など様々な人と話をしていくことで、ボクの中でも新たな発見や気づき、学習があるのだ。だから、こうした地道に現場に足を運ぶことを怠ってはいけないのだなとも、思っている。
さあ、忙しくなる春がやってきたぞ(^_-)-☆。嬉しいねぇ。



