今の時代の定番ともいえるコミックの映画化『胸が鳴るのは君のせい』 | (株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

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ついこの間始めたばかりだと思っていたこの会社も、干支で言うとひと回りを越えて、15年目に突入してしまった。その間には、コロナ禍や事務所の引っ越しも含めていろいろなこともあったかな。そんなことを思うと、まあ、よくここまで持っているかなというところだろうか。

 青春映画と言っていいのかどうか。若い子がメインとなっている映画🎥『胸が鳴るのは君のせい』(高橋洋人・監督/横田理恵・脚本)を観た。

 これも、今の時代の流行りというか、原作はベツコミ フラワーコミックスというコミックモノで、紺野りさ原作ということになっている。いずれにしても、原作者も出演している役者たちをも含めて、ボクとしては氏素性というか、その人たちの経歴もよく知らない。だけど、今の若い子の生活感を味わうことは出来るのだろうなという気はしていた。

 十代の高校生がメインで学園を舞台としている映画。こういう作品では、いかにその世界に近づいて行かれるのかということが観る際の.大きな要素にもなる。だから、演じている人たちを知らないことによって、却ってその作品の世界にすんなりと入って行かれるということもある。

「今の若いヤツには、こういう子がおるんだろうな」

 そんな意識でもある。だから、役者によって、イメージが先行しているということはないので、その分、素の状態で観られるということはある。

 例えばこの作品のヒロインとなっている白石聖なんかは、『ビリギャル』の有村架純を思わせるような雰囲気もあって、ちょっと面白い存在になるのかなという気もした。

 大相撲で三段目や幕下の相撲を観たり、プロ野球の二軍の試合で好選手を見つける作業にも似ている。こうしたこともまた、知らない役者の出ている映画を観る楽しみの一つと言っていいのかもしれない。

 ボクなんか、実は必ずしも、若い子たちの世界が好きかと言うと、そうでもない。とはいうものの、「一応見ておくか」というところも正直なところだ。だけど、ボク自身、こうした若いヤツらの世界の彼ら彼女らをちょっと傍観した形で見つめているのは嫌いではない。

 学校という場は、高校野球などの取材で比較的足を運ぶことも多い。そして、それぞれの学校にはそれぞれの空気があって、そんな空気感を感じることも好きなんだけれどね。

 ただ、この作品のように、部活動という場がなくて、学園祭とか日々の男女の交流がメインとなって、男子にとっては女子と、女子にとっては男子と、どういう接点を持って行くのかということも、実は十代半ば世代にとってはとても大事なことでもあるのだということも思う。そういうちょっと恥ずかしいけれども、真剣な男女の思いっていのもいいんじゃないかな…、なんて思いながら観ていた。

 友だちであるっていうことと、つき合うっていうことと、どう違うのかなぁとか、今の子たちの言う「告る」という行為。これなんかは、当事者であれば、重大で最大の出来事かもしれない。もっとも、ボクなんかにとっては50年近く前の話になっていますがね(苦笑)。

 もちろん、時代の流れとともに十代のあり方も変わっていくし、生活スタイルそのものも大きく変化している。スマホがメインの時代と、男子が女子の家に電話するのにどえらい勇気がいった時代とでは、それはそれで違うわけだしね。

 まあ、いずれにしても、そんな若いヤツらの世界にちょっと触れてみたかなということでボク自身も若くなれたかなという意識でもある。ただ、ボクの認識の中での青春映画というのとは、またちょっと違うのかなっていう気もしてはいたんだけれどもね。