歴史書の出版社・吉川弘文館から「歴史手帳2021」を送って戴きました | (株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

(株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

ついこの間始めたばかりだと思っていたこの会社も、干支で言うとひと回りを越えて、15年目に突入してしまった。その間には、コロナ禍や事務所の引っ越しも含めていろいろなこともあったかな。そんなことを思うと、まあ、よくここまで持っているかなというところだろうか。

 毎年のことなのではあるが、文京区本郷にある吉川弘文館という主に歴史書を刊行している出版社から、来年の「歴史手帳」を送って戴いた。これは、前半部分は普通の手帳の体裁なのだが、後半は様々な歴史史料が掲載されていて、言うならば読む手帳である。

 その史料内容は紀元前からの世界史から始まり、日本史も縄文時代~弥生時代。そして漢の国王が倭国に使者を出したところから今日に至るまで。さらには、日本の歴代天皇から元号、中国の国王や日本の内閣総理大臣一覧などはもちろん、全国文化施設一覧、国宝史跡一覧に江戸時代大名配置図なども掲載されている。

 正直、我々が日常生活を営んでいく上では、およそ知っていなくても日常生活に困ることではないものである。不要不急ということで言えば、まったく社会的には知らなくてもいいことかもしれない。

 だけど、そういうことって、知っていて日常会話の中で、ポロッと知識がにじみ出ると、その人のそこはかとない教養というか知的背景というか、そういうものが感じられるものでもある。つまり、知っているとちょっと楽しい、ちょっと誇らしいということは言えるのかもしれない。

 そんなことを思いながらぺらぺらとページをめくっていくことが何となく楽しい。

 「日本歴代表」の中には、江戸幕府老中の一覧表などもあった。現実には、こんなもん、それこそ令和の時代の日常生活の中ではほとんど必要ないもんなぁ…、とは思うのだけれどもね。

 だけど、そこに田沼意次の名前を見つけたりすると、妙に気持ちが騒ぐ。

「おっ、まさにこれこそが昭和になって戦後の日本の高度成長の基礎の一端を担うことにもなった談合と賄賂と根回し政治の原点だがや」

 ということを思ってしまったりしてね。ふと、嬉しくもなったりして…。ところで、老中っていうのは、今でいうと官房長官ということになるのだろうか…。いわば、もっとも将軍に近いその時代のナンバー2ということで、時と場合によっちゃあ、影の最大権力者なのかもしれん存在なんだろうなとも思う。少なくとも、江戸幕府の後半には、そんな時代が何度かあったんじゃないだろうか…。

 今みたいに、ネットでそういったことを指摘することもない時代だしねぇ。

 歴史本や歴史史料の楽しいところは、こうした残されたデータや情報から、自分なりに、その時代のことをイメージして勝手にストーリーを膨らませられるところにもある。そもそも、明治以前の人間は誰も生きていないワケだしね。生き証人がいないのだから…当然なんだけれども。時代小説というのは、それこそ時代を設定した中で、自由にストーリーを動かしていかれるのだから、それはそれで楽しいのかもしれない。

 なんていうことを思いながら、一つの史料に資料にある史実から自分なりにいろんなところに思いを馳せる。これは、城を見学に行ったりした時にも感じることでもある。ことに、マイナーな小さな藩のお城なんかに行くと、そこにも一つの行政があって、独自の文化や生活がったのだということが見える。愛知県豊橋市にある吉田城や静岡県掛川市の掛川城、広島県の福山城や佐賀県の小城の城なんかにもそんな佇まいを感じていてたことがった、ということも思い出していた。

 何となく、歴史の資料をペラペラとひも解くのは楽しい。