アンチャーテッド | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

アンチャーテッド

61点

プレステで発売されている人気ゲームシリーズの実写映画化。監督は『ヴェノム』『ゾンビランド』などのルーベン・フライシャー。そして主演はアベンジャーズ系のスパイダーマンでお馴染みトム・ホランド。スパイダーマン以外でトムホを見るのは初めてという人意外と多いかも。
内容は実にありがちな、財宝を探すトレジャーハンターが冒険活劇に挑む展開。『インディ・ジョーンズ』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』の現代青年版みたいな印象。
基本的にあまりストーリーは面白くないが、そのわりに内容がちょっとややこしかったり。登場人物や謎解きが無駄に凝っているため、何も考えずストレートに楽しめる作品ではない。そこはゲーム原作なので、ゲームをプレーしていないと伝わらない部分があるのかもしれない。
つまりは「あまりイケメンではないが好感度は抜群のイメージがあるトム・ホランド」の魅力が中心の作品(笑)もちろん共演のマーク・ウォールバーグもいい味出している。この2人の掛け合いは見どころの一つ。ようするにこの2人が好きな人向けだと思う。ぶっちゃけ、冒頭1分半のアクションシーンがほぼ全てで、あとは地味な展開。こういうタイプの作品なら、もっと派手派手な場面を入れてほしかった。

そして案の定、エンドロール後まで見ると続編作る気満々のラスト。ハリウッドの続編好きはほんと異常だよね。これ1本で終わるならスッキリ見れたんだけど、このクオリティだと何本も見るのはちと辛いかなぁ。

監督:ルーベン・フライシャー
出演:トム・ホランド、マーク・ウォールバーグ、アントニオ・バンデラス、ソフィア・アリ
2022年  116分
原題:Uncharted