6デイズ/7ナイツ | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

6デイズ/7ナイツ

87点

『ゴースト・バスターズ』『エボリューション』でお馴染みアイヴァン・ライトマン監督の、無人島を舞台にした1998年のアクション・コメディ作。
やり手のキャリア・ウーマンが、休暇を使い恋人と2人で南国のリゾート地に滞在する。しかし突然仕事が入ってしまい、恋人を置いて1日だけ会社に戻ることにするも、小型セスナ機をチャーターして飛行中に、嵐に巻き込まれ墜落。無人島でパイロット(ハリソン・フォード)と2人きりになる展開。
ハワイのカウアイ島で撮影されたというロケーションがまず絶景。知り合ったばかりの男女2人が無人島で生活するという設定もユニーク。途中からは海賊も現れ追われたりと、109分退屈しない構成。
最初は仲が悪かった2人だが、数日間の無人島生活で貴重な体験をし、最終的にお互い惹かれ合う。ただこの映画に恋愛要素いれるなら、当時すでに50代後半のハリソンは年寄りすぎだと思うし、ヒロインも言っちゃ悪いがブサイクすぎ。もっと若くて美形のキャストを主役に使うと化けたかもしれないのは惜しい。
まぁそういう欠点こそあるものの、とにかくわかりやすくスピーディーな演出なので、何も考えないで楽しむには最適の、良い意味で馬鹿映画。

2000年前後はこんな感じで面白い映画多かった印象。


監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ハリソン・フォード、アン・ヘッシュ、デヴィッド・シュワイマー、ジャクリーン・オブラドーズ、ダニー・トレホ
1998年  109分
原題:Six Days Seven Nights