昨日、金閣寺に用事で出かけた。もちろん、金閣寺に用事ではなく、近くでの用事だ。
ちなみに、金閣寺の近くのはま寿司は、看板も金色である。
さて、7、8年前、僕が宇治の友人と金閣寺を訪れた時の話だ。
車を駐車場に止め、金閣寺の門の所に並んでいた。入場料を払う所だ。
修学旅行生などもいて、そこには百人近くが、ごった返している。
僕と友人は、いちお京都の地元なのに、金閣寺に行く久々から、少しテンションが上がっていた。
アホな友人は僕に、
『あおや、金閣寺は通称で、鹿苑寺が本名やぞ!』
僕『だからさっき入り口に書いたったやん!』
そんな話をしている時、小学校の修学旅行生20人くらいが動き出した。
団体は先に入れる通路が横にあるのだ。
僕は面白いかなと思い、生徒たちの先生が、
『入るぞ、着いてくるんだぞ!』
と、生徒に関東弁みたいな話し方をして促していたので、
僕はすぐさま、生徒の最後尾に付けて、先生のフリをして、
僕『お前ら、列を乱すんじゃないぞー!』
と太い声に変換して、着いて行った。
そしたら先に入れるし、ひょっとして、と思った。
友人はそれを見て爆笑しているので、僕は調子に乗って、
僕『金閣寺は通称で、本当は鹿苑寺なんだなぁ。』
と、あいだみつをみたいに言って着いて行くと、生徒たちが初めて妙に思ったのか、ざわざわしだした。
二度見する生徒もいた。
すると生徒の一人が、
『知らない人がいるぅー!』
と言うので、僕は、
『おっと!僕の生徒じゃなかったかな、、、』と、友人の元へ走り戻った。
友人は爆笑していたが、先生もそれを見つけて、ニコッとしてくれたので、僕はペコッと頭を下げておいた。
冗談だと分かってくれたのだ。
今、もし、こんな事をしたら、ムービーで撮られて変なおっさんになるか、
学校がより厳しくなってるので、ちょっと叱られたかもしれない。
先生の笑顔がとても良かった。
金閣寺で、そんな事を思い出した。次は同じ友人と言った銀閣寺の話をしよう。
皆様、いつも最後までありがとうございます。
あなたに素敵な今日が訪れますように☆
嵐山あおや