
昨日、覚えてないのだが、9時には寝たと思う。そのせいか、先ほど2時半に目が覚めた。
明日への緊張もあり、こんな真夜中3時にユンケルを飲んだ。
そしたら、目がパッチリして、えらい元気になってしまい、今、ブログを書いてる。
さあ、始めよう。
僕がアホな小学6年の時だ。ひとつ年下の香ちゃんに恋をした。
それを同級生の友達『ヤス』や『キヨカ』に打ち明けた。
僕『俺、香ちゃん好きになってん……』
キヨカ『あ!かわいい子やん♪』
僕『せやろ?イチゴジャムみたいにかわいいやろ?』
ヤス『ほんなら告白したら?』
僕『そんなん無理やわ!』
ヤス『あおやなら大丈夫やわ♪絶対オッケーしてくれるって!』
僕『オッケーって?』
ヤス『付き合うとか♪』
僕『えっ?ほんまぁ?』
尻込みする僕にヤスは、やる気を起こさせようと盛り上げてくる。
ヤス『あおや、モテるし絶対行けるわ!』
僕『モテてる?』
ヤス『うん♪顔はマシやし、スタイルもええし、頭は悪いけど♪』
僕『頭悪いて、なんやねん!』
ヤス『でも、まあ、やってみよ♪俺、言うて来たるで!』
僕『ちょっ、ちょっと待って!キヨカどう思う?』
キヨカ『あおやなら行けるわ!頭悪いのがアレやけど。』
僕『あ!そう♪行ける?ていうか頭悪いて、なんやねん!』
結局、僕はヤスにそそのかされ、告白を決意する。そのメッセンジャーとして、ヤスが香ちゃんのもとへ。
放課後、運動場にて。
僕は校舎の2階の窓から、ヤスが香ちゃんに近付くのを見ていた。ヤスが香ちゃんを呼び止めた。
僕はおしっこを我慢しながら、ずっとその風景を見ていた。
するとヤスは楽しそうに話をしている。香ちゃんもまんざらではなさそうに見えた。
おしっこを我慢している僕に、
隣でキヨカが話かけてくる。
キヨカ『あおや、おしっこして来たら?』
僕『アホ!こんな時におしっこ出来るか?』
キヨカ『出来る!』
僕『ほなトイレ行くわ!』
この会話はいらない。
で、ヤスが笑顔で戻って来た。僕もトイレから戻って来た。
僕『ど、どやねん?』
ヤス『やっぱりあかんかったわ。』
僕『やっぱり?』
ヤス『香ちゃんな、あおやのことは、気前はよさそうやけど、付き合うとか無理やて!』
僕『うそん……』
ヤス『せやけど、気前よさそうや、て言われて良かったやん♪』
僕『ほんま?気前ええかな俺?』
ヤス『気前ええて、お前は♪』
僕『ほんまに?て小学生やのに気前ええて何?』
キヨカ『断るのにフォローしただけちゃう?』
ヤス『キヨカ、そんなこと言うなー!あおやが傷つくやろ?』
僕『ヤス!お前、絶対行けるとか、アホとか言ってたな?』
ヤス『そんなん言うた?』
僕『そんな事しか言ってへん!』
僕の小学6年の恋は一瞬にして終わった。けど、香ちゃん、かわいかったなー☆
僕はその1週間後、あゆみちゃんという、また違う子を好きになっていた。
嵐山あおや