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幻の滝 黒坂の滝 他富士市の滝その2

その1の続きです。
その1でも書きましたが、黒坂の滝はビギナーの方には少々難しい滝です。予めご了承願います。


2011.8.30

数日前まで何度かにわたり各地で土砂災害や洪水等の被害が出るほど相当激しい雨が降った後のこの日、今度こそ水があるだろうと黒坂の滝のリベンジを決行しました。

まずは前回と同じく、水量チェックを兼ねて銚子ヶ淵の滝から…

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今回は若干水量は少な目ながらしっかりと水が落ちていました♪

銚子ヶ淵の滝を過ぎ、桑崎橋を越えて千束川沿いに進み、千束川に掛かる橋から前回と同じく千束川を見てみると…

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こちらも今回はしっかりと水が流れていました。
これは期待できる!とばかり滝入口まで進み、車を停め滝に向かって歩き始めます。
今回も長袖長ズボン手袋首にタオルの格好でしたが、今回帽子を忘れてしまった為、最初からヘルメット装着で望みました。
また、出発時は登山靴を履いていましたが、沢用に沢タビもリュックに入れてあります。(あと、リュックには常に熊鈴装着してあります。)
また、前情報では必要なさそうですが念のためロープも持参しました。
それと、前回は見当たりませんでしたが一応吸血鬼対策セットも…

前回アブに追い回され撤収した地点は難なく通過すると軽い藪を抜け、程なく沢沿いに到達しました。
しかし、ここから沢まではかなり高さのある崖でとても沢に降りられそうにはないので、踏み跡のある下流側へと一旦進みます。
すると程なく今度は激しい藪となりますが、足跡が続いているのでそのまま藪漕ぎをしながら突進します。

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すると、途中になんとなく降りられそうな場所がありましたが、さらに下流に進めばもっと簡単に降りられるのではないか?と思い、さらに藪漕ぎしながら進むとついに踏み跡はなくなってしまいました。
その先を無理矢理進んでも状況は変わらなそうです。

そこで思い出したのが、車を停めた位置からしばらく進んだあたりから上流側に踏み跡らしきものがあったという事…
ネット検索していた際、斜面を上流側に進んで滝が見え始めた位置から斜面を下って滝に向かったらしき方が居たのを思い出しました。
というわけでこれを検証して見ようと、来た藪を戻り、踏み跡がわかれている場所から上流側の踏み跡を辿ってみると、途中までは荒れてる場所があるものの進む事が出来ましたが、やがて崩壊して進むのは危険な場所に遭遇しました。
きっと崩壊する前は進む事が出来たのでしょうが、ここは無理せず引き返す事にしました。(その後沢を歩いてみてわかったのですが、この先にロープなしで容易に沢に降りられそうな場所は見当たりませんでした。)

分岐まで戻り、再び藪漕ぎして先程のなんとなく降りられそうな所へ行き、とりあえず慎重に降りてみると、最初こそ少し頼りない斜面でしたがその先は比較的傾斜は緩く、かつ比較的しっかりした踏み跡があり難なく沢に降りる事が出来ました。

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沢タビに履き替えこの場所から入渓しますが、いきなり大きな石がごろごろ…ていうかここまで大きいとごろごろではなくデ―ン!!という感じに多数鎮座しています。
これらを乗り越えながら沢を登っていきます。
ちなみに、水の中を進んだ方が楽そうな所は水の中を進みました。

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大きな石を乗り越えながら進んで行くと一旦開けた河原状の場所に出ますが、それはほんの一瞬で、その先は再び大きな石たちを乗り越えながら進みます。(上画像)

すると、左岸に流入する支沢が見えてきます。

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画像では水量が少なく見えますが、結構水量はありました。
また、このすぐ下流に斜面から水が湧き出て出来ていると思われるごく小さな滝がありました。(下画像)

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支沢を横目に引き続き本流を大石乗り越え登って行きますが、この支沢を境になくなりはしませんが急に水量が少なくなりました。
しかも、滝はもうそんなに遠くないはずなのに全く水音が聞こえません。
頭が?マークだらけになりつつもさらに大石乗り越え、進むと…

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ん?


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まさかあれは…

と、目を疑いながらさらに進むと…

























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( ̄▽ ̄;)!!


水がないっ!!!!!


お分かりだとは思いますが、これが黒坂の滝です。

数日前まであんな激しい雨が連続して降ったのに…
しかも、すぐ手前まではかろうじて水があるのに…

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↑すぐ手前の水…

落差45mの大滝も、水が無ければただの崖…( ̄▽ ̄;)!!

ま、正確には…

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上画像のようにほんのわずがながら水が垂れてはいましたが…


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滝壺付近の画像ですが、水が落ちるはずの場所に草木が生えてると言う事は滅多なことでは水が落ちないと言う事のようです。
しかし、水が落ちている時の画像をネットで見てみたらかなり豪快な滝になっていました。
上画像の滝壺付近の大きな溝が水流の凄さを物語っています。

しかし、この滝にまともに水が落ちるのはどんな時なんだろう…

それ以前に、今回は沢の水量がたいした事無かった為場所によっては水の中を進んできたのですが、まともに滝があるような時に果たしてここまで来れるんだろうか?という疑問を抱いてしまいました。

下調べした情報では、滝に水が掛かっていない時でもここまで来るのは相当しんどいという事でしたが、(難しいと思ったら引き返そうと考えていました。)正直この日の状況ではたいして大変とは感じませんでした。
行きこそルートを見極めながら来たので少し時間が掛かりましたが、帰りはルートがわかっていたので入渓ポイントまで途中で所々写真を撮影した時間を引けば実質10分もかからず戻ってしまいました^_^;(下りだからではありません。ここまで大きな石を乗り越えるような状況では慎重さが必要な為に行きも帰りもたいして時間は変わりません。)

しかし、この状況がたいして大変ではないと思うようになってしまった私って…^_^;


※ビギナーの方へ※
本格的に滝巡りを始めて未だ1年弱の私ですが、上記の感想は徐々に経験を重ねステップアップしてきた結果です。
ここは観光滝とはわけが違います。このような場所の経験や最低限の装備(特に靴に関しては苔の生えたすべりやすい大きな石を乗り越える為、沢の部分は登山靴等や長靴では危険です。慣れた方は長靴で行く場合もあるみたいですが、私としてはやはりフェルト底等の沢靴、沢タビが必要と感じます。私はそれでないと無理です。万一の為、ヘルメットも必須。)、危険察知力が無い方は事故防止の為行かない事を強く推奨します。

先述の通り増水時は全く状況が異なると思われます。絶対に無理しない事が必要です。
また、ここに限った事ではないですが降雨時は絶対に沢に入らない事、もし途中で雨が降ってきたら途中でもすぐに撤収する事が絶対必要です。

また、ヒルは見当たりませんでしたが(赤渕川流域にはいるらしいですので私が大丈夫なだけだった可能性あり。)藪漕ぎ時にマダニが居る可能性があります。(私は大丈夫でしたが…)ヒルは出血がしばらく止まらなかったり後から痒くなったり跡が残ったりするだけですが、マダニに食いつかれたらかなり厄介なので(皮膚科で切開したり、最悪感染症に…)充分ご注意ください。





さて、帰りがけに再び桑崎橋まで進み、ここから千束川を眺めていたらひとつ気が付いた事が…

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桑崎橋から下流(赤渕川出会い方向)を見てみると、小さな滝と淵の先に画像では少しわかりづらいですがかなり下に河原が見えます。
正面から見えないのではっきりはわかりませんが、どうやら赤渕川に合流する地点は落差のある滝になっているような感じです。
そういえば昔ここに仕事で来ていた際、よくは見なかったものの水量がある時には橋から滝音が聞こえたのを思い出しました。
しかし、検証しようにもこのすぐ下流の千束川右岸付近は私有地以外は近づけそうになかったので、反対側にどこか降りる道は無いか探してみたら、赤渕川本流の左岸沿いに私の車(軽四駆)なら降りれそうな道があったので下って見ると、合流部の少し先に降りる事が出来ました。
ここからは合流部は見えないのですが、この位置の赤渕川本流に小さな滝が掛かっているのが上部から見る事が出来ました。(下画像)

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この場所から草に埋もれた踏み跡が下流側に続いていたので、少し進んでみるとさらに下流にも滝の落ち口らしきものが見えました。
最初これは足掛けの滝の落ち口かと思いましたが、地図を見てみるとどうやら足掛けの滝はもう少し下流のような感じなので別滝かと思われます。
この落ち口の少し上流に沢に降りられそうな場所があったので、追って(危険なので下流側の滝の落ち口を覗き込むような事はしませんが…)このあたりを探索してみようと思います。




最後に、今回も猿棚の滝を遠望ポイントから水量チェック…

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かろうじて細い水流が何条にもわかれて落ちていました。



ちなみにその1冒頭に書いた諸事情と言うのは…

実は、黒坂の滝がこの状況にも関わらず涸れていた事があまりにショッキングで、いち早く書きたかっただけですwww

幻の滝 黒坂の滝 他富士市の滝その1

※本来このシリーズは滝巡りカテゴリの記事についてに記載しています通り、基本的に本格的に滝巡りをはじめて未だ1年未満の滝巡り初心者である私が初心者の視点で経験したことや学んだ事を、滝巡りを始めたばかりの方の参考になるよう織り交ぜつつ、かつビギナーの方でも慎重に行けば行く事が出来る滝をメインに掲載していますが、今回の記事に関しましては例外的に一部文章も含めて全くビギナーの方向けではない滝も掲載しています。あらかじめご了承願います。

また、時期的にこれらの滝より先に訪問している滝があるのですが、諸事情によりこちらを先に掲載します。


富士市東部を流れる赤渕川にはいくつかの名のある滝があり、以前猿棚の滝と銚子ヶ淵の滝を紹介しましたが、赤渕川流域の滝は普段はほとんどが涸滝である上、銚子ヶ淵の滝以外は訪れる自体一癖も二癖もある滝ばかりです。

そんな中でも特に赤渕川本流のいちばん上流にある名のある滝である牛ヶ淵の滝と、富士急静岡バスの桑崎バス停の横の桑崎橋の少し下流で赤渕川に合流する支流の千束川に掛かる黒坂の滝が特に訪問が難しいようです。
しかし、黒坂の滝は水があれば落差45mの直瀑で富士市最大の滝になるという事で、非常に興味をそそりましたので私に行けるかどうかわかりませんが、とりあえずチャレンジしてみました。
※この滝が上記のビギナー向けではない滝です※


2011.8.1

前日それなりの雨が降ったこの日の昼過ぎに家を出て、富士市に向かいました。

まずは赤渕川の水量チェックも兼ねて、道路から見える一番のお手軽滝である銚子ヶ淵の滝へ向かいました。

で…

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全然水がない…( ̄▽ ̄;)!!
淵には水がありました(というか溜まってるだけで流れてはいません)が、滝はわずかに湿ってる程度…
こりゃ黒坂の滝もダメだな…とそのまま道を登り、桑崎橋から千束川を見てみるとやはり水が無い…
が、とりあえず向かって見ようと桑崎橋を越え、道なりに車で登りました。
黒坂の滝をネットで検索すると、大抵は県道24号線の丸火自然公園の先から下るルートが案内されていますが、実は銚子ヶ淵の滝から桑崎橋を経てそのまま道なりに進み、千束川に架かる橋を越えてすぐに右折し、その先すぐの二又を右折して林道をひたすら登ると、県道24号から下ったのと同じ黒坂の滝入口に行く事が出来ます。

その千束川に掛かる橋から千束川を見てみると…

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やはり水たまり以外は水が無い…

が、とりあえずその先を右折し、黒坂の滝入口に向かいます。

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この標識の所に小さい車なら1台停められるスペースがあるのでそこに停め、とりあえずアクセス確認がてら滝の方面に向かってみました。

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上の画像は車を停めた位置から入ってすぐの付近です。
しばらくははっきりした道になっているのですが、途中で道が不明瞭になり、その先は軽い藪になります。
この藪に突入した瞬間、アブにしつこく追い回されました。
これで完全に戦意喪失…
水があるのがわかっていればアブ如き追い払いながら突進するのですが(長袖長ズボンに帽子に手袋、さらには首にはタオルを巻いていたので肌の露出はほとんど無いですし…)、水が無いのがわかってしまっているのでこれにて撤収…w

さて、撤収して時間が余ったので、行くつもりはないですがもうひとつの難関滝である赤渕川本流にある牛ヶ淵の滝へ行く際の沢への入渓ポイントだけでも確認しておこうと、桑崎橋手前まで下って戻り、橋の手前を左折して今度は赤渕川本流右岸に沿って延びる林道桑崎線を登ります。

とりあえずあたりを見回しながら進める所まで進むと、やがて幾又にも林道が分岐し、そのほとんどにゲートが設置してある場所に到達しました。
ここから先は車では川沿いに進めないですし、そもそも牛ヶ淵の滝は林道入口から2km程度の位置にあるとの事で、完全に行き過ぎなのでUターンして戻ります。

行きに見てきた限りでは、簡単に沢に降りれそうな所は一ヶ所しかなかった(行きに通った際、そこに自転車に乗った子供が居ました。ここまでも結構な上り坂… ご苦労さまです。)ので、そこに行ってみました。
その場所に車一台停められるスペースがあるので、停めて見てみるとやはり沢方面にはっきりした道が延びていました。
とりあえず下って見ると、難なく沢に降りる事が出来ました。

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沢に降りた地点です。
ここは下流と違い、しっかりと水が流れていました。
おそらくここから入渓して沢を登るのだろうと予測しましたが、帰宅してからネット検索してみたらここからで間違いないようです。
しかし、この先滝までは小滝やゴルジュの連続で、それらを突破したり険しい斜面を高巻きしたりする必要があるとの事で今の私には困難である事が予想される事、しかも既に時刻は夕刻だったのでここから沢を眺めるのみで撤収しました。

下りながら周囲を見ていたら、桑崎地区より下流が水が枯れてしまう理由がなんとなくわかる場所がありました。

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ここです。
堰堤なのですが、堰堤上は水が溜まってダム湖状になっていてここより上流は水があるようですが、堰堤下は水がほとんどありません。
これより下流に普段水が無いのは、この堰堤がうまく排水出来ないからか、はたまたこのすぐ下に水源地施設があるのでここから取水しているからかもしれません。(ただし取水の方は可能性は低いですが…)


林道を抜け、銚子ヶ淵の滝を経由して水が無いのはわかっていましたが一応猿棚の滝も遠望ポイントから様子を見に行ってみました。

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ここが遠望ポイントです。このような石碑と案内板があります。

で、猿棚の滝…

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やはり水は全くありません^_^;



しかし、このままではこの日水がある滝を全く見ていない事になってしまう為、年中水があると言う赤渕川より少し東に流れる須津川(すどがわ)上流に掛かる大棚の滝に行ってみる事にしました。

須津川沿いにひたすら登ると、立派な大棚の滝駐車場が現れるのでそこに車を停め、舗装路を少し歩くと下の画像の案内板と、沢へ下る階段が現れます。

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実は、この場所の手前から既に滝は見えています。

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上に掛かる立派な橋は、駐車場の少し手前から分岐する別の林道に掛かる須津渓谷橋です。(後述)

階段を下り、吊り橋を渡って左岸に移り少し上流側に進むと滝壺に行く事が出来ます。

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落差20mとの事ですが、滝壺付近から見るとそんなにあるようには見えません。
しかし…

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少し離れた位置や、須津渓谷橋(後述)から見ると、上部の斜瀑状の部分が見える為、20m程度あると思われます。

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滝壺は大きく、綺麗です♪


さて、駐車場手前から別の林道のくねくねした登り坂を数キロ登ると須津渓谷橋へ到達します。
ここから見下ろす大棚の滝はまた格別です。

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かなり暗くなってからの撮影ですが、滝上部や淵の様子がよくわかります。





実は昨日、黒坂の滝リベンジを決行したのですが、長くなってしまったので次に続きます…

興味

激務等で忙しい中、9連勤の4日目の疲労困憊の早番終了後早々一杯やりながらネット検索していたら興味をそそる滝の存在が…

この滝、安倍川筋の滝なのですが、某登山道沿いにあるにもかかわらず何故か滝サイトで画像を見掛けた事がない滝です。(滝の存在だけは記してあるサイトはありますが…)
登山関係のサイトでは複数見掛けましたが、全貌は中々わからず…
それらの情報を総合すると、登山道を1時間程登った所にある事、落差は20m程度で普段は水量は少ないもののまとまった雨後は見事な幅広の滝になる事、そして安倍川の位置的にはそんなに上流ではない(むしろ中流…)位置に注ぐ支流の滝ながら、冬季は見事に完全氷結する事がある事…等がわかりました。

これは興味をそそります。

しかも、今まさにまとまった雨後だよなぁ…

しかし、数日内に行ってる時間全くなし…(;_:)