3・内臓からの不調。
今回の私の大事とする施術のポイントは内臓から腰痛、肩こりなど、体の不調がおこってることがありますよ!!と言うような内容です。
また、筋肉骨格の不具合で治療院などにいかれても肩の痛みや腰の痛みが内蔵からきているとは気づかれず、見逃されている事も良くあります。
筋肉や骨格に対しての施術は良く受けるけど、なかなか根本的に痛みが治らない、という方は一度内臓に対してのアプローチをしてみるというのも良いかもしれません。
内臓と筋肉??どんな繋がりがあるの??
と思われるかもしれませんが、非科学的な話ではなく、お医者さんが勉強するような生理学の本などにも当たり前のように書かれています。
図
標準生理学より
このように右肩の不具合だと肝臓とか、左肩だと胃とか、各臓器の不調から体のどこに関連痛(内臓の不具合が体に反射して出る痛み)が出るのかが図式されています。
どこに行っても寛解しない痛み不調などは内臓に対ししっかりアプローチすれば寛解する事がよくあります。
単純に考えましても、筋骨格系の不具合でしたら、ある程度時間が経てば組織が回復して良くなって行きますが、これが内蔵の問題からきている体の不具合でしたらなかなか回復できません。それは内臓が休む暇がないからです。内臓は消化、吸収、排泄と、また、呼吸器でしたら常に呼吸を、循環器系でしたら常に血流を生み出さなければならないと、全く休む暇がありまんので、一度おかしくなると回復に時間がかかります、ですので、内臓由来の体の不調は長引く傾向、にあります。
また、関連痛以外にも各臓器の自動力(各臓器が吸気、呼気の際に行われる動き)の低下、もしくは腹腔内での臓器同士の滑りの低下などにより、腰痛とか肩こりなどの体の不調が現れる事もあります。
腹腔内臓の滑りが正常なら、体を曲げたり伸ばしたりするときにお腹の内臓が滑りあってスムーズな体の曲げ伸ばしができるのですが、この滑りが悪くなると、腰を曲げたり伸ばしたりする時に内臓の滑りが悪くなり筋肉に必要以上の負荷がかかり腰痛とかを引き起こしたりしたりしす。
また、この内臓を包んでいる腹膜がスムーズに伸びてくれず体幹の稼働性の低下なども引き起こされ、体の不具合が引き起こされていることも多々あります。
そんなわけで、なかなか寛解しない体のお悩みをお持ちでしたら、一度内蔵からアプローチしてみるのも良いかもしれません。
巷にあるオステオパシーの看板を挙げてらっしゃる治療院でしたら、内臓マニュピレーションが普通にできると思われますので、通われてみるのも良いかもしれません。
もし、近くにオステオパシーの看板を挙げている治療院がなかったら電話口で、『内臓マニュピレーション』はそちらではできますか?もしくは、内臓の調子も観れますか?とお尋ねください。
もし当院に来られる環境にございましたら、是非一度ご来院ください。
このブログをお読みのあなた様の体のお悩みが寛解されますことを祈っております。
なごみカイロ整体院
門川英樹