メディアで「終活」という言葉をよく耳にします。ご自分やご家族の方の介護についてのプランや、葬式や相続など、人生の終わり方を準備をする「終活」。ご自身の余生について考え始める70代前後の方、高齢の親御さんがいる方には、「終活」は他人事ではないプロセスです。今回は、終活の解説と終活を始めるステップについて紹介します。
終活とは?
終活とは、人生の最後を「自分らしく」迎えるための準備活動です。具体的には、葬儀や埋葬の形式の決定、遺産相続の計画、介護や医療措置の事前計画などが含まれます。高齢の方々が自分で終活を進めることが増え、高齢問題と関連して多くのメディアで取り上げられています。やりたいことを
終活の目的は、残される家族が負担を軽減し、遺産相続や葬儀に関するトラブルを防ぐことです。また、自分の人生を客観的に見つめ、プランを明確にすることで、人生の最後を自分の希望に沿って送ることができるようになります。
終活のメリット
終活には多くのメリットがあります。
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自分の希望を明確にする
終活を通じて、介護や、延命治療、臓器提供の意思表示など、自分の望む最後を明確にし、家族に事前に伝えることで、万が一の際のミスコミュニケーションを防ぐことができます。 -
遺族に負担をかけない
葬儀や相続などを自分で決定することで、遺族間の争いや負担を軽減できます。 -
費用を抑制
介護施設は、ケア内容や、費用など様々です。自分が必要になる前に、事前に調査し、事前に自分に最適な施設を決めておくと、ご自身と家族の負担が軽減されます。また、近年、多くの葬儀社が生前契約を受け付けるようになってきました。元気なうちに取り決めをしておけば、悲しみに包まれた家族の心理的負担を軽減するだけでなく、余分な支出を抑制することもできます。 -
自己発見と人生の復習
終活は自己再発見のいい機会でもあります。自身の人生を振り返り、「自分らしい生き方とは」そして、「自分は余生をどのように生きたいのか」を明確化することで、自分が本当にやりたいことを絞り込むことができます。
終活でやること
終活を始めるのは早すぎません。自分の人生や家族について考えるきっかけがあれば、終活を始めてみることをおすすめします。以下は終活の準備リストです。
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不要なものを整理する
家具や資料、特に「もったいないからなんとなく捨てられない」「もう使うことがないが、物置においてある」といった不用品を整理し、終活の一環として思い切って処理しましょう。遺品整理をする家族の負担を軽減するだけでなく、家がすっきり片付くことで暮らしやすくなるメリットも。 -
医療・介護の希望を明確にする
臓器提供や、延命措置の希望、希望する介護(施設や費用など)や医療方針の内容を明確化し、家族に伝えましょう。 -
葬儀とお墓の希望を伝える
葬儀会社や参列者、遺影の写真など、葬儀の希望や、埋葬方法や墓地、お墓の継承者などを事前に決めておき、家族に伝えておくことで誤解や混乱を防ぐことができます。 -
エンディングノートを作成する
エンディングノートは、正規の規格などなく、人生の最後を記録に残すノートを作成し、家族にメッセージを残すものです。また、法的効力はないものですが、上記にある、医療介護の希望や、葬儀や埋葬関連の情報をひとつにまとめておくと、家族の心理的、経済的負担が軽減されます。 -
遺言書を書く
遺産相続や借金の清算などをスムーズに行うため、法的に効力のある遺言書を作成することは、「終活」で大事な内容の一つです。
このリストは順番に従う必要はありません。自分がやりやすい順番で進めていきましょう。終活は自分の人生を見つめ直す機会であり、家族にとっても負担を軽減させる大事なプロセスです。
終活に関する質問やアドバイスが必要な場合、ジャストアンサーを利用して専門家からの回答を受けることができます。ジャストアンサーは終活に関する法的な疑問や、資金計画に関するアドバイスを本物の専門家に直接相談できるプラットフォームです。終活を通じて、自分らしい最後を明確化し、大切な家族との時間をより豊かに過ごせるようになるでしょう。
