国際糖尿病連合(IDF)によると、世界の糖尿病患者は5.4億人(2021年IDF Diabetes Atlas第10版)。実に成人の10人に1人が罹患していると言います。翻ってここ日本ではおよそ1,100万人が糖尿病と推定され、成人の8〜9人に1人にその恐れがあるとされる糖尿病大国となっています。

 

糖尿病自体は直接命に関わる病気ではないものの、 自覚症状がないまま進行して合併症を起こすことが大きな問題です。その糖尿病の「三大合併症」には糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、そして糖尿病性腎症がありますが、最悪の場合失明や下肢の壊疽、人工透析に繋がることもあるだけに、普段から自身の血糖値を把握しておいたり、あるいは血糖値が上がりにくい食事の仕方や生活習慣を身に付けることなどが大切です。

 

世界糖尿病デー2021年から2023年共通のテーマは「糖尿病ケアへのアクセス (access to diabetes care)」です。糖尿病の90%以上を占める2型糖尿病の予防がいかに重要かということは論を待ちません。糖尿病についての適切な知識の共有とともに、糖尿病の検査や治療へのアクセスを改善することが求められているのではないでしょうか。

 

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