この前の士業の集まりでジョブ型人事制度についてそれぞれの会社の事情(あった人はみな年功序列の会社)を情報交換。ジョブ型については週刊誌でいろいろ悲哀が取り上げられます。
他にも言われるのが
- 自分の後輩が上司になり、やってられない
- 結婚して家を建ててローンが始まるのに給与が下がるとはどういう会社だ?
- 子どもが大きくなって大学に入って出費が増えるのに給与が下がるので家族に顔向けできない
- 年功序列の会社で順調に出世してきたのに、急に市場価値と言われてもそんなのないので転職市場で戦える戦闘力がない
あたりですね。
しかし、
- 過去に社内の職級をとったが、使い物にならず部下もいない管理職に高い給与を払い続けるのか?
- 年を取っているという理由だけで使えないおじさんが組織の方針を決めて良いのか?
- 年に関係なく、優秀な人が責任者になれる組織でないと、優秀な人は会社を見限って出ていき、転職市場で戦えない人ばかり残っていく
という話になり(制度が変わる前の当社はこうなりつつあった)、
- ジョブ型で悲哀も生まれるが、現状、これより合理的な制度の代案がない
- 年を取れば昇進して給与が増えていた今までが特殊で、ジョブ型の動きは止まらない
という結論に。
わかってはいても、どんどん厳しくなっていくので耐えられずに潰れていく人も出ています。ただ、その対策には嫌われる勇気かなぁ