本の紹介:教育は遺伝に勝てるか? | Just not today.

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We are going to die.
You're going to die,
I'm going to die,
We're all going to die...

勉強で良い成果を出すのに遺伝がどれだけ寄与して、家庭環境がどれだけ寄与するのか。これは結構両極端な意見を耳にしますが、なかなか評判良かったので購入して出張のついでに読了。

 

 

結論としては、遺伝も家庭環境の両方が影響しますが、家庭の収入が低いと家庭環境が影響し、収入が増えてくると遺伝の差が大きくなる。という話でした。お金と幸福度の関係に似ていますね。

 

 

なにぶん、遺伝によって決まる話が多かったので「やっぱり遺伝かぁ」という印象を持ちそうになりますが、本の趣旨は「遺伝の影響もあるが、遺伝がすべてではないので、運命だとあきらめずに努力の余地がある」ということなので、そこを子供にも意識してもらおうと思います。