本の紹介:両利きの経営 | Just not today.

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We are going to die.
You're going to die,
I'm going to die,
We're all going to die...

クレイトン・クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」よりこっちが正解みたいな記事を目にしたので読みました。去年(6月)改訂版が出ているようですね。私が読んだのは改訂前のでした。

 

 

二兎を追うもの一兎を得ず。ビジネスでもそれが成り立つなんて誰も言ってないのに「なんとなく」「どっちか」「トレードオフ」という先入観を持ってしまいがち。目まぐるしく変化する時代において組織が持続的に成長していくには既存事業の「深化」と新規事業の「探索」のどちらをやるべきか?答えは「どっちか片っぽではダメ」であり「両方」という話です。

 

トレードオフの世界から脱するのは以前に書いたGIVE&TAKEの話に通じるなと思いました。

 

 

両方を進めるにも工夫が必要で、これら2つは評価基準が違うので(深化では失敗しないことが大事。探索は失敗しても学ぶことが大事)、組織や評価のやり方を変えないと「両方」を進めるのは難しいという話でした。多くの組織のトップは両利きの必要性は理解してて(今の金のなる木がそうでなくなる日が来る・環境変化が起きつつあるのはわかる)取り組もうとしているけど、やり方を変えないとうまくいかないというクリアな考えまで浸透していないのでそこが参考になるなぁと感じました。やがてこれも経営の当たり前になるのかな。私も頑張ろう。