関西では商売繁盛のえべっさんのお祭りも終わり、
いよいよ街中普段の仕事モードになって参りました。
さて、ここでお正月のエピソードをひとつ・・・
大阪南部の家内の実家に訪ねる前に
お土産として、その町で評判のケーキ屋さんに
行きました。
普段、演歌のBGMを流している商店街にあるのですが、
この日は2日という事もあって、スーパー以外どのお店も
閉まっていました。
演歌も流れていない中、このお店だけは元気にご商売
をしており、お店の中はお客さんでいっぱいでした。
とは言え、このお店、人が3人入れば一杯になります。
当然、私は入れず外で待つ事15分。
中に入り又驚きました。
ショウケースがほんまに小さい。
シェフが忙しそうに1人で対応していました。
すぐ後ろが工房で又狭い、ダンボールが山済みで
決しておしゃれな店ではありません。
ですが、バンダナを巻いたシェフの顔に癒されます。
自分で作った洋菓子を我が子のように大事に扱われているのが
良くわかります。
本当にいとおしそうに、箱にいれて提供する姿にご近所の人が
惹かれているのでしょう。
前のオバちゃんが「芋ケーキ3つや、孫が来てるから早よしてや」![]()
とせかしているのですが、
シェフ:「エーと、これモンブランですけど」
おばちゃん:「なんや!これ芋に見えるがな。」![]()
シェフ:「すんません、ほんなら今から即効で作りますから、
お時間いただけますか? 出来たら電話します。」
とシェフは作品カタログ写真を取り出して、これでいいか確認をおばちゃんにしていました。
やっとわしの番が来たと思ったら、長州 リキにそっくりなオバちゃんが
お店に乱入。![]()
すっかり割り込まれてしまいました。
圧倒されているところ、シェフのお父さんとお見受けする
バンダナ巻いたお爺さんが現れ
「なに、しましょ」
そんみん「モンブラン3つとブルーベリー1つ、チーズケーキ1つ下さい」
「えーとなんでしたけ」と何度も聞かれた挙句、ようやく買う事が
出来ました。
コントのようなお店ですが、本当に良い食材を使用していて
お口に優しいのです。
近所の子供達や、ご年配の方から評判がある理由がわかりました。
親子二代のケーキ屋さん、大阪府郊外にはこのような
ノスタルジーなお店がたくさんあります。
そんみん![]()