弥生美術館で開催中の「太刀掛秀子展」へ行ってきました。
https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html
以下、弥生美術館ホームページから引用です。
2025年に創刊70周年を迎えた少女雑誌『りぼん』(集英社)。数々の名作が誕生した歴史の中で、1970年代半ばから後半にかけて、“おとめチック”という大ブームが巻き起こりました。太刀掛秀子はこのブームを牽引した漫画家のひとりです。「P.M.3:15ラブ♡ポエム」や「なっちゃんの初恋」で等身大の少女のラブストーリーを描いて人気を獲得し、「ミルキーウェイ」「雨の降る日はそばにいて」「花ぶらんこゆれて…」などの連載作品では、シリアスでドラマチックなストーリーで読者を魅了しました。
約12年という短い活動期間ではありますが、繊細で美しいタッチの絵や卓越したコマ割りの技術で、引退後も注目され続けています。太刀掛が『りぼん』で最後に発表したストーリー漫画「星聖夜」(1986)から40年。これまでほとんど展示されることの無かった美しい原画の数々を初公開いたします。
また太刀掛とともに『りぼん』で活躍した漫画家・陸奥A子、田渕由美子の原画もあわせて展示します。
引用おわり
1970年代の少女漫画雑誌『りぼん』、
私は夢中で読んでいました。
『なかよし』派と『りぼん』派がいて、
私は『りぼん』派でした。
その『りぼん』で活躍されていた漫画家太刀掛秀子さんの展覧会です。
漫画やイラストの原画や当時の雑誌『りぼん』、そして『りぼん』の付録などが展示されていて見応えありました。
原画は素晴らしく綺麗でした。
覚えている漫画のページの原画もいくつかありました。
付録がまた可愛いくて懐かしいのです、
レターセット、卓上カレンダー、ポスター、バッグ(紙袋)、ノートなどなど、
そして、紙製の組み立て式カセットテープラック!お気に入りのカセットテープ、並べましたよ。
これらの付録にはもちろん漫画家のみなさまのイラストが描かれているのよね。宝物でした。
当時、雑誌の付録は紙製という規制があって、出版社の付録担当者は銀座の文房具店などに出向いて素敵なステーショナリーの研究をしたとのことです。すごいな。
幼いころ私は『りぼん』を毎月楽しみにしていて、発売日にはお小遣いを握りしめて書店に買いに行き、夢中で読み耽ったものでした。
展示されていた雑誌『りぼん』の表紙に、価格は「300円」とありました。
太刀掛秀子さんの他にも、当時の『りぼん』の大人気漫画家、陸奥A子さんと田渕由美子さんの原画も展示されていました。これが比較対象という意味でもよかった。
個人的な感想ですが、
陸奥A子さんと田渕由美子さんは、名前を聞いただけですぐに画風が目に浮かびます。
一方、太刀掛秀子さんのイラストは、この展覧会の開催を新聞で知ったとき、もちろんお名前は覚えているけれども、「あれ、どんな絵だったかな・・・?」と思い出せなかったんです。
それは、太刀掛秀子さんの絵に個性がないというわけでは決してなく、
絵の線も色も繊細で綺麗で優しくて、まさに王道の「おとめチック」だから。少女の心に、引っ掛かりがなくスムーズにスッと入り込んでくる。そして、「おとめチック」の原型として無意識に残り続けるのではないか。そういったことを原画を見て感じました。
弥生美術館ホームページからスクショさせていただきました。
イラストは左から、陸奥A子さん、田渕由美子さん、太刀掛秀子さん。
常設の竹久夢二の展示も充実していました。
6月28日まで。
かつての、そして現代の漫画っ子のみなさまにぜひ!



