本日読了しました。
599頁と厚めですが、あまりの面白さに3〜4日で読み終えました。
これはすごい本です。
食べることに興味のある全てのかたに読んでいただきたい。
高橋源一郎さんが、古今東西の食にまつわるあらゆる本、小説、料理本、ダイエット本、漫画、評論、ノンフィクション、などなど、引用して批評している連載がまとめられたものです。
この本の興味深いところは、そもそもの始まりとして高橋源一郎さんが体重が増えてしまってダイエットすることにした、そのプロセスとともに、この連載が続いているということ。
そして、回が進むごとに、高橋源一郎さんが体重が減るだけでなく、身体にまつわるあらゆること、健康、筋肉、栄養、に加えて、精神的な面でもどんどん進化・深化していくのがすごい。
とりわけ、それまで食事は誰かに作ってもらったものを食べることであって、自ら料理をすることはほとんどなかった高橋源一郎さんが、料理に目覚める過程には共感しました。
料理ができるって、自立すること、自由になること、なんですよね。
それはレシピ本を見ながらでないと作れないような料理のことではない(もちろん、そんなお料理をできることも素敵である)。
恥ずかしながら、私も、もうすぐ還暦でようやくこのことに気付きました。
そして、ベタかもですが、
食べることって生きることなんだ、とあらためて気付かされました。
人と人のつながり、人と自然のつながりのなかで食べる=生きるなんだな、と。
それにしても、この本を読んだら、スクワットとかかと落としを毎日やらずにはいられなくなりますよ(筋トレが苦手な私がもう3日も続けています😊)。
今年上半期に読んだ本で(って、あと、1ヶ月ありますね)いちばん面白かったです。おすすめです。

