本日、

NODA・MAP 第28回公演『華氏マイナス320°』作・演出:野田秀樹

を、東京芸術劇場で観てきました。

 

 

 

 

 

 

※以下、一部ネタバレあります。

これからごらんになるかたは、ご注意ください。

 

 

 

 

 

野田秀樹作品を初めて経験したのが昨年夏の歌舞伎『研辰の討たれ』でした。



ものすごいショックを受けて、それまで野田作品を観たことがなかったことを悔やみました。

再び野田秀樹の舞台を観るチャンスにこんなに早く恵まれたことに感謝しています。

 

この舞台は、あえてひとことで言うと・・・

生命とはなにか、

ということだ。

この問いを、難しいから、答えがないから、といって放棄するのではなく考え続けなければいけないのだと突き付けられた。

 

舞台は、古代、中世、現代、未来と壮大な時間軸を自由に行き来し、

空間もバベルの塔をモチーフにした高層ビルや卑弥呼の邪馬台国、中世の実験室や現代の製薬会社など背景が様々に変化して、

わけがわからないまま見ているうちにどんどん野田秀樹の世界に引き込まれていった。

 

役者さんたちの身体は、柔軟にあるいは力強く、伸びたり縮んだり飛んだり跳ねたり・・・

この身体性は、AIには表現できないはずだ(と、思いたい)。

 

野田秀樹の言葉遊びは、駄洒落のように可笑しなものから、韻を踏んだ詩のようなものまで、

様々なバリエーションでほんとうにすごい、これぞ戯曲だ!と感じた。