こんにちは。

 

約1週間前のことになるのですが、

5月6日(火)に、團菊祭の夜の部を観たものの、

記事を書くのを忘れていました。

 

(これは、5月3日に團菊祭昼の部へ行ったときの写真)

 

 

翌日、やはり歌舞伎好きのママ友さんに送ったラインがあって、

私の一晩明けたホヤホヤの感想が書かれていました。

 

 

ママ友さんは昼の部を見て、三番叟の右近さんに目が釘付け♡♡だったそうです。

(鏡獅子で、後半、私が寝落ちしちゃったのはナイショです・・・)

 

私の感想としては、もうここに書いてあるとおりで、

夜の部は、口上がいちばんよかったのです!

 

まず、

玉三郎さま、

前列下手にお座りでした。

紫色のお着物に、オレンジとピンクが混ざったような美しいお色(色の名前があるのでしょうね、お詳しいかた、おしえてください)の裃(かみしも)をお召しで、よくお似合いでした。

 

玉さま、

正座に前傾姿勢でお膝の前に両手の指先をそろえて、

微動だにせず、

伏し目がちにされているお姿、美しかったなー。

なんか、玉さまのまわりだけ、異次元のちがう空気が流れている。

おなじ人間とは思えないです。

なんか、ありがたい観音様とか仏様とか、そんなかんじで、見とれてしまいました。

 

そして、團十郎さん!

やっぱり、すごいかっこいいんですよね、素が良すぎるのです。

だから、歌舞伎の役のお化粧やかつらや派手な衣装を着けずに

素顔にシンプルなお着物、袴、裃だけで、

かえってお姿の良さと美男子ぶりが引き立っていらしたな、と思ったのです。

 

團十郎さんのブログでも、連日、いろいろお身体をケアされている様子がアップされていますが、

もう納得です。こうして日々、最高の状態をキープしているんだな、さすがプロだな、と。

 

上のママ友さんに送ったラインでは、團十郎さんにずいぶん失礼なこと書いちゃってますが、

團十郎さん、心に残る良いお役、たくさんあります。

 

『若き日の信長』の信長、

『め組の喧嘩』の鳶の組長、

あと、ちょっと演目名はわすれちゃったけど、團十郎さんがやくざの親分役で、

敵に命を狙われてるってわかってるのに、その敵の自宅に招かれて行って、

お風呂をすすめられて、最後にその風呂場で殺されちゃう、あのお芝居もよかったです。

 

こう書いてみると、團十郎さんには、孤独でちょっとさみしげなリーダー、みたいなお役が似合っているのではないかな、

と、個人的には思います。

 

お読みいただきありがとうございました。