気が付けば、新緑の季節になっていました。

 

先日、4か月ごとの大学病院の眼科の定期受診に行ってきました。今回から、主治医の先生が代わるということで、ちょっと緊張しながらの受診でした。事前の視力検査は、以前のとおりかわったところはなく順調に進み、いざ診察という時でした。通常は、受信機での呼び出しなのですが、親切に待合まで連れにきてくださいました。「教授がお辞めになられたので、診察をさせていただく〇〇です。今までと診察室が代わるので一緒にいきましょう」そう声をかけてくださり、一緒に診察室まで行き、丁寧に診察室の中の状況を説明してくださいました。診察も、とても、丁寧にしていただき、私の話も最後までうなずきながら聞いてくださいました。正直、今まで、長く同じ主治医の先生の診察ばかりだったので、すごく不安だったのですが、結果としては安心できました。診察後も、受付まで一緒に行きましょうと言ってくださったのですが、まだ待っている患者さんもおられたみたいで、お忙しそうだったので、丁寧にお断りしました。診察の結果、特に変化はないため、目薬も通院間隔も現状維持ということになりました。眼圧は、私の場合、正直もう少し低い方が良いそうなのですが、目薬を変更することのリスクもあるため、もう少し様子を見ることになりました。

 

昨日は、自宅近くの国立医療センターの内科、脳神経内科、整形外科の受診だったのですが、こちらも今のところ、今以上の治療もないため、現状で経過観察になりました。ただ、先月から、月に何回か、偏頭痛ではない頭痛が起き、熱が出るようになったため、その時用のカロナールが頓服で処方追加になりました。鎮痛剤も色々と使ってるし、正直薬は増やしたくないのが、主治医の先生の本音なのだそうですが、さすがに発熱に対してはということで、必要最小限度でのカロナールの処方ということになりました。

 

そう嬉しいことと言えば、父の状態が安定し、大声で叫んだり、訳のわからないことをいうことも少なくなり、ニコニコと笑っている時間が増えたということでしょうか。毎日の500メートルたらずの散歩が日課になり、できることは自分でしようという意欲もでてきて、性格も穏やかになりました。まだまだ、入浴介助や着替えの介助、服薬管理と多くの場面で手助けは必要ですが、退院当初よりは、母の負担も減ったように思います。勿論私もできる範囲で手助けをしています。妹夫婦も1ヶ月に一度は帰ってきて色々と手伝ってくれます。

 

私も、十分な身体ではなく、母ももう高齢で喘息の持病や肝臓の難病も抱えています。そんな中でも、認知症の父の介助は、時に負担が大きいと感じることもありますが、最近は、三人で笑って過ごすことも多くなりました。

 

「3人で、一人前だね」それが、今の我が家の合言葉です。