一昨年あたりから20代、30代を中心に
大ヒットしたサントリーのハイボール。
今ではすっかり定番メニューとして、バーだけでなく
居酒屋でもお馴染みとなったハイボールですが、
今回はこの「ハイボール」にまつわる
お話をさせて下さい。
ハイボールとは、皆さんもご存知の通り
ウイスキーにソーダを割った飲み物ですが、
ウイスキーは
今や50~60年代の男の人が飲む飲み物で、
20~30代の人からすると、
1.古くさい
2.飲みにくい
3.飲む場がない
・・・といったイメージがあり、
ウイスキーの市場は、
ハイボールが流行る前の数十年間は、
ずっとダウントレンドが続いていました。
しかし。
元々サントリーは
ウイスキーで大きくなった会社。
若者がウイスキーに感じている印象を変えるべく、
サントリーはハイボールを使った
営業活動を開始したのです。
ハイボールは元々、
半世紀前に流行したものですが、
30代よりも若い層にとって、
ハイボールは未知の飲料でした。
名前は知っているけれど、
作り方が分からない。
そもそもハイボールが何か、
知らない人も多かったはずです。
サントリーはそんな若者をターゲットにし、
まずウイスキーのダサさを払拭し、更に、
「飲み方が分からない」
「味が濃くて飲めない」
・・・といった課題を解決し、一気に
ハイボールの認知度、人気を高めていったのです。
このように、
最近売れ行きが落ちている定番商品でも、
もう一度脚光を浴びる商品に
生まれ変わらせることができます。
また、商品の人気や知名度が低くとも
様々なマーケティング施策を取ることで、
商品の人気や知名度をを高めることができるのです。