ラジアルポンプマスター取り付け
『モトジムカーナ・チャレンジカップ』での優勝賞品でありましたFrandoのラジアルポンプマスターを取り付けます。
ラジアルポンプマスターはブレーキホースの取り回しが純正品のマスターシリンダーと違っている為、純正品のブレーキホースだと長さが足りなくなります。
筆者のMT-07はABS仕様なので、マスターシリンダーからABSユニットまでのブレーキホースを長い物に変更しますが、純正品が400mmのところを今後のハンドルアップも考えて100mm延長の500mmの物を用意しました。
材質はステンレスメッシュも考えましたが
かなりのくの字にホースが曲がる為、ゴムホースより硬いステンレスメッシュだとハンドル操作に影響が出るのも嫌なので純正と同じゴムホースの物を用意しました。
やり方は整備については素人なので割愛いたします😅
付きました。
Frandoのブレーキマスターは油圧のブレーキスイッチが標準なのでレバー下にこのようなスイッチが付くため、そのままだとこのスイッチがタンクカバーに当たってしまうためハンドルのアップも余儀なくされたのです。
油圧ブレーキスイッチ
ハンドルポストでアップ。
MT-07はポストだけアップすると純正のメーターが取り付け出来なくなるため、MT-07専用のメーター位置もアップ出来るキットを装着。
こんな感じでブレーキスイッチとタンクカバーとの接触は回避。
ちなみにFrandoのブレーキスイッチにはこんなカプラーが標準でついており、見覚えのある形だなーって思ってたらエーモンから出てる2極カプラーと形が一致!!
エーモン(amon) カプラー2極(ロック付) 110型 1198 https://amzn.asia/d/gQyPfLE
純正のブレーキスイッチの配線をちょっと加工してスマートに取り付けました。
今回のラジポン取り付けにあたって必要だった物
- ブレーキホース延長(純正400mm⇒500mm)
- ハンドルポストアップ(メーターアップ含む)
- エーモン2極カプラー
チェーンダウンコンバート&スプロケ変更
純正チェーンで既に16,000km走行しており、チェーン交換を機にチェーンのダウンコンバートも行いました。
MT-07の標準チェーンは525サイズの物ですが、それを520サイズにダウンコンバートします。
効果としては
- バネ下重量の軽量化(チェーンが細くなるので軽くなる)。
- フィリクションロスの軽減(細くなるので抵抗も減る)。
ついでにスプロケも既存の物が使えなくなるため、これまでの純正F16T-R43T⇒F15T-R43Tに変更してた物を、F16T-R47T(F&R共にサンスター)と変更しました。
F側を1T下げるとR側を3T上げるのと同じくらいの効果があるみたいですが、聞くところによるとF側を1T下げるのとR側を3T上げるのではギア比は同じくらいでもF側を1T下げる方がエンブレが強く効くとの事で、今回の仕様変更を機にスプロケサイズも見直したということです。
ビフォー
アフター
ちなみにチェーンはRKのブラック&ゴールドの110をチョイス。
純正は108リンクですが、リアスプロケが純正より4Tアップなので計算上110リンクでいけるだろうと思ったところ、純正より若干のショートホイールベースでバッチリ装着出来ました!
それぞれのレビュー
ラジアルポンプマスターシリンダー
色々な方のレビューでもある通り、ブレーキコントロールが格段に向上しました。
純正のONからOFFまで2~3段階の調節しか出来なかったのが、細かく10段階くらい調節が出来るくらいコントロールがし安くなった感じ。
効き具合そのものは変わりませんが、指1本でチョン掛けから結構ハードブレーキングまで対応してくれる感じです。
初めて行ったジムカーナ練習会で、A級の選手の方が『ラジポンは入れた方がいい』って言ってたのが少し分かった気がします。
ただ油圧のブレーキスイッチは、結構握り込まないと反応しないので、チョン掛けくらいだとランプが点灯しないので、街乗りでは改善が必要かもですね。
それとラジポン装着の副作用のハンドルアップがかなりの効果大で、ポジションも楽になりハンドルフルロック時の姿勢も純正よりもより自然となり、細かな切り返しや回転がかなりし安くなりました。
チェーンダウンコンバート&スプロケ変更
520へのダウンコンバートは、バイクを取り回すだけでも明らかな軽さを感じます。
狙っていたエンブレ軽減効果もあったのと、フロントを大きくしたせいか、選んだスプロケのブランドが良かったのかチャリチャリ音がほぼ無くなりました(F15TX.A.M製を装着した時はかなりチャリチャリ音が大きくなった)。
加速もチェーンの軽さも相まってか吹け上がりが相当に軽くなりました。
ライフほどうなるかは今後また書き込みます。
年明け辺りこらまたちょいちょい練習会に出ようと思います。
続く…