筆者の新しいマシンは2019年式のMT-07で、2014年に発売して2度ほどマイナーチェンジをしているうちのいわゆる中期型にあたります。
なぜMT-07にしたのか
当然他にも候補となる車種はあったのですが、MT-07を選んだ理由を箇条書きにしてみました。
- 職業柄、プライベートバイクも教習生の参考になるような大型バイクが良かった。
- 大型バイクの中では比較的値段が抑えられている。
- ジムカーナでもA級選手他、使用している参加選手が割と多い。
- 長距離ツーリングしても疲労が少ないネイキッドバイクが良かった。
- 流通量が多いバイクの方がアフターパーツや純正パーツの入手に苦労しない。
- 見た目
以前MTシリーズが発売された時に09と07と両方試乗する機会があったのですが、09の暴力的なパワーとそれに反して07の軽さと乗りやすさというのが印象に残っていました。
それと、以前乗っていたデイトナ675の輸入車が故のパーツの入手困難さと長距離ツーリングの際のポジションのキツさは以前から頭を悩ませる問題であったり、またジムカーナに参加選手が多い車種は動画での研究のしやすさやマシンの調整方法等も比較的調べやすい事もあって、今回はMT-07への変更を決定づけました。
乗った感じは?
車両重量が180kgちょっとなので、跨った感じはまずその軽さを感じます。
エンジンも2気筒ですが軽く吹け上がるので、車重の軽さもあって加速力はかなり力強く、弾けるように加速します。
ホンダのNCとスペック的には似てますが、吹け上がり方もハンドルの素直さも段違いに良いです。
サスペンションはネイキッドバイクよりもオフロードベースのモタード車に近い感覚な気もします(筆者のバイク歴にXR250モタードとDR-Z400SMが有る)。
NC750が教習車として初めて導入された時もそんな感覚がしたのを覚えていますが、前後輪のちょうど中間辺りにポジションをとるオフロード車に少し近いポジション(CB等のネイキッドバイクはもっと後輪寄りの着座位置になる)なのも関係してるのかも知れません。
色々調べてみると、MT-07でジムカーナに挑戦するには『まずはサスペンションとECUを見直すべき』なんて見かけたりしますが、筆者は指導員の大会を目指して競技している時も、基本的に『与えられたバイクに乗り方を合わせる』しか能が無かった為、何もどうしたら良くなるとかはこれから勉強しなければなりませんね
街乗り、ワインディング、コースでの旋回練習等で少しMT-07の素性を探ってみましたが、どれも高いレベルで好感触です。
マシンのカスタムも大事ですが、まずはベース車両での練習あるのみですね
つづく…