4月の上旬、プークラドゥンに登ってきました。
12月の王様の誕生日の前日に登って、翌朝日の出を見て降りてくるのが良いらしい。
じゃなくても冬の時期に登るのが普通。
4月ってタイでは夏なので、普通こんな暑い時期に登りません。
配属先でものすごく馬鹿にされた…。
皆の予定がここしか合わなかったんだもん。
バンコク近郊組と東北・北方面組でそれぞれルーイへ向かい、
プークラドゥン国立公園入り口で合流。
合計8人と、ちょっと大人数で登山。
入山のチケット売り場で良く分からないおじさんと出会う。
そして何故か一緒に登ることになる。
このおじさん、山頂で食堂をやってる方でした。
とっても親切でよくしゃべる面白いおじさん。
(若くてきれいな奥さんがいる。旅で出会ったんだって!)
暑かったらいやだなー、なんて思って登ってたら途中で土砂降り
暑いよりは遥かにマシ!
おかげで涼しくて登りやすかった。
雨宿りしたせいでかなり時間かかったけど、
本来ならだいたい3時間位で皆登るそうです。
結構登りにくいところもあったりして、面白かった!
最初はちょっと大変、途中割と楽ちん、そんで最後結構大変、ていう感じ。
でも山頂についてからが大変だった。
バンガローを予約していたのでそこまで移動したのですが、
ただただ3キロちょいの道のりをひたすらまっすぐ横移動。
変化のある山道を歩いた後の、平坦で単純な道を歩くのって超退屈でした
その3キロくらい歩いた先の光景にビックリ。
沢山のお店がある。ものすごく整備されてる。
そしてバンガローも快適。
シャワーも全然使えます。
サンセットの時間を待ってみんなでまた3キロ位歩いてポイントに向かった。
でもあんまりよく見えない。
やっぱシーズンじゃないからねー、なんて言いながらおじさんの食堂へ。
今日の夕飯はチムチュム。イサーン(東北地方)の鍋で、本来は素焼きのお鍋を使う。
超美味しー
ビールも最高!!!
ビックリしたのは鹿とかイノシシとか野生のが時々いて、
ものすごく近くまで来てご飯を貰いに来ること。
もうすっかり人に慣れてるから襲ったりしないけど、怖かったーーー
あともう一つこの山で怖かったことは『ヒル』
沢山いて、血だらけになった人もいたし、私は上から落ちてきたヒルが左の親指に「ピトッ」てくっついて超ビックリ
今でもあの感触忘れられない。気持ち悪かった…
翌朝5時前。朝日を観に出発。
真っ暗な中ひたすら歩く。
さすがプークラドゥンの朝はこの時期でも寒い。
寒さに耐えながらしばらく待ってると、何となーく明るくなってきたー…
雲が厚くてサンライズ見られず。
更に待ってみるけどとにかく寒くて寒くて。
諦めて近くにあったインフォメーションボードのキレイな写真を記念に撮影。
ベストシーズンにはこんなのが拝めるのかー。
またおじさんのお店に行って朝ごはん食べて下山。
山登りの経験なんて無いに等しい私ですが、
易し過ぎずキツ過ぎず、という感じで、
とっても楽しめました。
また機会があれば今度は是非景色の綺麗な時に登りたいな。